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2019年11月28日

「脳梗塞こわっ!」11/28(木)
お昼過ぎに食事に帰ってテレビをつけたら、
NHKの健康番組で「磯野貴理子と脳梗塞」をやってました。


そうか・・、あの人って脳梗塞になったんですね。


原因は暴飲暴食だったそうですが、
脳梗塞後はお酒もやめて早寝早起きに切り変わり
健康の有難さがわかったと憑き物が落ちたように
とってもスッキリされていました。


「変な話ですが脳梗塞になって良かったと思ってます。
あれがないと目が覚めなかった」と。


人間ってこうやってショック療法を与えられて
初めて健康の大切さに気付く人って多いいです。


まあ、その中の私も一人なんですが。


さて、脳梗塞の前兆です。


脳梗塞は「FAST」が肝心。
サインを見逃さないようにしましょう。


脳梗塞に対するイメージから「意識を失って倒れる病気」と
思いがちですが、それは症状の一部です。
倒れなくても必ず何かしらの異変(サイン)が訪れます。


多くの場合、右半身か左半身の手足に力が入らなくなったり
、痺れたりする運動麻痺が起こります。


この運動麻痺は顔面に起きることも多く、顔の右半分や左半分が
下がったりして歪んだ表情になります。


このように麻痺や痺れが身体の半分に起こった時は、
脳梗塞の可能性が非常に高いと言えます。


また、ろれつが回らなくなったりする「構音障がい」や、
喋れなくなってしまったり、言葉や文字が理解できなく
なる「失語症」なども脳梗塞の症状の一つです。


実は、私は55歳の時に軽い脳梗塞をやったのですが、
その前は何かろれつが回りにくいというか、とっても
しゃべることに違和感があったことを思い出します。


そしてある日、トイレにいこうとするとストーンと
力が抜けて倒れました。


えっ???何???おかしい??


こんなことが突発で起こるのは
何かおかしいなと思ったのですが、
当時は脳梗塞のこともよく分かっていませんでしたので、
翌日、ちょっと診察してもらった方がいいかな?
ぐらいの気持ちで頭のMRIを君津中央病院で撮影したら・・、
医師から「軽い脳梗塞ですなあ・・」。


細い血管が切れて爆発し、
夜空に放たれた夏の花火大会の花火のような
状態の写真が目の前に現れていました。


何?ゲゲッこれ!!??


それ以降「や~~めた」タバコを止め、
お酒も控え、
出来るだけ早寝早起きを心掛け、
ランニングより散歩を心掛けるようになったのかな・・。


今から7年前のことです。


考えてみれば、
山田社長が脳梗塞で倒れたのが55歳。
私の姉が脳梗塞で倒れて亡くなったのが55歳。


そして私の軽い脳梗塞も55歳。


55歳かあ・・・??
仏さんと先祖に奇跡的に助けられたのかもしれません。
お寺も、会社も、保育園も、現実的にやることが
それから山ほどあったからかもね。


さて、続けて脳梗塞の前兆のお話しですが、
めまいがして身体のバランスが取りにくくなったり、吐き気を感じたり、
急に目が見えにくくなったり、二重に見える場合なども
脳梗塞が疑われます。


このような症状をひとつでも感じたら、
夜中であろうと休日であろうと、ただちに119番に電話して救急車を呼び、
脳梗塞の専門医がいる病院まで搬送してもらうことが大切です。


私は当時全く分かってませんでしたが、
大げさだと思わずに、ぜひ救急車を呼ばないとマズイです。
また、救急隊員にはいつまで普通の状態だったかの「発症時刻」を
伝えるようにしましょう。


とにかくこういった急病は、時間が勝負。
感じたら誰かれかまわず「ヘルプミィー!!」助けを求めて即救急車!です。


Face(顔)

Arm(腕のまひ)

Speech(ことばの障がい)

Time(迅速な対応や発症時刻)の


4つ「F・A・S・T」を、ぜひ覚えておいてください。


今は若い人の脳梗塞がメチャクチャ多いそうですから、
気になる異変があったら診察を受けておきましょう。


倒れてからでは遅いです。
治ったとしても言語障害や心身障害で車いす生活が多いです。
山田社長なんか奇跡的ですね。命が助かり、
現在車も運転して仕事もやれるんですから。


とにかくこれからとても寒くなりますから、
首回りを温かくしてこういった突発的な病気を意識して
備えておきましょう。


何が起こるのか分からないのがこの世の醍醐味と危うさ。
体の危機管理もしっかりねってことですよね。


16:45, Thursday, Nov 28, 2019 ¦ ¦ コメント(0)