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2020年 6月26日

「ケース・バイ・ケース」6/26(金)夜
「ケース・バイ・ケース」


この話は
素頭の悪い人には
あまりピンとこないかもしれません。


ただ、
人間は誰しも
ケース・バイ・ケースで生きていて
予測力と観察力と分析力と判断能力が
長けている人は、運が強い
生き方をしているというお話しです。


ケース・バイ・ケースというのは、
一つのことが、ある時は正しいが、
ある時は間違っているということです。
また、その判断では
それでは物事が進んでいかないという
ことです。


子どもは正しいものはいつも正しい、
間違っていることはいつも間違っていると考えます。
これは普通の大人もそうです。


でも、
そうとは言い切れません。
状況によっては、
これはこうしなければならないと、
前回とは真逆な行為をすることもあります。


例えば野球でいえば
自分がボールを受け取ったとき、
本塁に投げた方がいいのか、
一塁に投げたたほうがいいのか、
無限の状況が考えられます。


スポーツも武道も、
ケース・バイ・ケース、
臨機応変の連続です。
スポーツに限らず、
人生も経営もすべての瞬間において
臨機応変とケース・バイ・ケースの
連続です。


夕方の散歩で
法子さんとそんな話をしました。
ただ、このケース・バイ・ケースの現場力、
実践力があるためには
何度も修羅場をくぐっても
絶対に本質をブラさず生きてきた
自信が必要だと。


そのために、
日々仕事を通しての小成功体験で
現場力を身に付けているわけです。


ケース・バイ・ケース、
臨機応変さに動ける軽さを常に身に付ける。
ただし本質・良心は絶対に
ブラさない、という。


ネタ晴らしをせず、
仕合わせに導くってことです。

18:21, Friday, Jun 26, 2020 ¦ ¦ コメント(15)


「人生様々」6/26(金)
昨日のお昼、
副住職より「門信徒の○○さんが
自殺で亡くなられたそうです」
遺言書は六月十四日著。
四十七歳だそうです。
という連絡をもらいました。


詳しい内容は
夜の枕経で親族の方から
お聞きするとのこと。


そして枕経か終わって
お寺に帰って来た
副住職より
自殺の原因について
詳しい話が聞けました。


詳しいことは話せませんが、
なんとも言えませんねえ・・、
子どもさんたちもいらっしゃったのに、
父親であるご本人は、
家族と共に生活することが出来ない
挫折感と失望感で車内での自殺の道を
決意された。


自殺は
人間が絶対にしてはいけない
大きな罪ですが、
寡黙で真面目な方だったがゆえに、
誰にも本心が言えなかったのだと思います。


今日が葬儀ですが、
副住職が葬儀を執行してくれます。


人間は
自分のことだけを考えていると、
必ず心身が弱くなり悪い方向へ
進むものです。


今、かりに深刻な問題で
悩んでいる人がいるならば、
「他人のために絶対に良いことをします!」と、
心の中で強く誓いますと、
必ず心境が変わってきます。


この現実世界は「与えれば、与えられる」反射する
世界です。
自分のことばかりに執着していないか
振り返ってみましょう。
自分が与えたものは消えないので
必ず陽の木が自分に帰ってきます。


他人に良いことをすると、
本当の意味で自分が生かされることになります。
これは家族や身近な
人に対してもです。


もう遅いのですが、
こういうブログ読んでもらいたかったです。
今日はなんとも言えない
気持ちですが、
これから故人の院号法名を謹んで書かせて
いただきした。


縁のある方々は
自責の念に縛られている故人に対して、
「私たちが生きているのは、あなたが居た御陰」だと
思って上げる事なのです。


この「思いやり」が、故人を必ず救います。


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すべては思いやり力です。

05:02, Friday, Jun 26, 2020 ¦ ¦ コメント(21)