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2014年 8月

vol. 4807
「この『魔法の言葉』を今日は何回言いましたか?」  (2014/8/31 [Sun])
「清らかな、謙虚な気持ち」で話し、行動しなさい。
そうすれば人間関係で、たくさんの「いいこと」に恵まれます。
常に、よい影があなたにつき従うように。


あなたは今日、何度「ありがとう」と言ったでしょう?
気持ちは態度に現れるものです。
豊かな気持ちが、豊かな行いを生み出すのです。
たくさんの人たちの助けがあって、今の自分がある。
一つひとつの成功は、自分の力だけではなく、
周りの協力があって成し遂げられたものである。


そんな謙虚な気持ちに溢れている人は、誰に対しても腰が低く、
まるで口グセのように「ありがとう」という
言葉をたくさん使うものです。
これは、それだけ他人の協力や気遣いに
気づける力があるということです。
たとえば、「昨日は、残業お疲れさま」
「お陰さまで」と労ってくれる人は、
あなたの頑張りを感じていてくれたのです。


誰でも親切にしたことに対して感謝の気持ちを返されたら、
苦労が報われた思いがして、
またその人を喜ばせてあげたいと思うでしょう。
こんな心遣いが行き交えば、お互いがたくさんの
「いいこと」に恵まれます。「清らかな謙虚な気持ち」
で物事を見ると、人のやさしさや、
多くの人の手を借りていることに気づきます。
ありがとう」を頻繁に言うようにするほど、
それがよく見えるようになります。

「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4806
「一人で立ち向かうべきとき、誰かに頼るべきとき」  (2014/8/30 [Sat])

に出るときは、自分よりも優れたものと行きなさい。
もし自分よりも優れた人や、同じくらいの人がいなかったら、
きっぱりと自分一人で行きなさい。愚かな人と一緒に行ってはいけません。


仕事の関係者や友人、夫や妻、趣味を一緒に楽しむ仲間など、
それぞれの場面にそれぞれのパートナーがいるでしょう。
なかでも人生の伴侶は、慎重に選ばなければなりません。
気が合い、深く信頼できる相手であることは大切ですが、
もう一つ、重視したい点があります。
それは、「自分より少しでも優れた人」であることです。


自分より優れた人の刺激を常に受けることで、
「もっと頑張ろう。もっと学びたい」というやる気が湧いてきます。
そしてまた、目標とする人が身近にいることで、
進む方向を見失わずにいられます。


しかし、もし、優れた人が見つからなかったら、
うすればいいのでしょう?
「自分より劣る人間であっても、道連れにすればいい」
という考え方もあります。しかし、これはいい考えではありません。
時間やお金にルーズな相手の愚かさの影響を受けて、
自分まで愚かな怠け者なるからです。
むしろ一人で精進したほうが、生産的でしょう。
よい連れを得るには、人を見る目が必要です。
たくさんの人と触れ合うなかで、眼力を磨いて、
最高のパートナーを探すことです。

「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4805
「賢者との出会いで、運命は、ここまで変わる!」  (2014/8/29 [Fri])
愚かな人と、ともに過ごせば、心をひどく乱されます。
それは仇敵と一緒に暮らすのと同じくらい、辛いことです。
聡明でまじめに生活している人をパートナーにすれば、
自分自身にも、幸福が訪れます。


ビジネスにしても、プライベートにしても、
「よきパートナー」に恵まれることは、ものすごく大切です。
というのも、人生を幸せにしてくれる幸運は、
「人との出会い」によってもたらされるケースが多いからです。
確かに自分一人で人生を切り開いていく人もいるでしょう。
しかし、大多数の成功者の側には、
「よきパートナー」がいるものなのです。


戦国時代に名をあげた武将には、よき軍師がいました。
一代で大企業を育てあげた実業家にも、
よき参謀がいました。偉大な作家には、
よき編集者がついています。迷った時の相談相手、
資金援助してくれる人、キーパーソンを紹介してくれる人、
自分を信じて応援してくれる人など、
たくさんのよきパートナーに囲まれていれば、
途中で挫折することなく夢に向かって進んでいける確率も高まります。


では、どうすれば「よきパートナー」を得られるでしょうか。
それには、自分の人間性を高めることです。
目的のために、人をだまし、自分の利益ばかりを
優先させるような人の力になりたいと思う人はいません。
真摯に、誠実に、夢を追い求める人だから応援したくなるのです。

「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4804
「命をかけても守りたい!強い絆を築く方法」  (2014/8/28 [Thu])
「命をかけても守りたい!強い絆を築く方法」

すべては「心」次第なのです。
「善良な心」で結びつけば、強い人間関係に恵まれます。


昔、戦争が起こりました。一方はとても豊かな国でした。
お金にものを言わせて、十万の軍隊を雇い入れました。
もう一方は、貧しい国でした。傭兵を雇うお金などありません。
ですから、昔なじみの家来たちだけを引き連れて、
戦場に行くしかありませんでした。
一万二も満たない家来の数でしたので、貧しい国に、
勝ち目はないように思われました。
しかし勝利したのは、人数の少ない貧しい国だったのです。


なぜ、このような結果になったのでしょう?
お金で雇われた傭兵たちには、
国王への忠誠心などありませんでした。
自分の命が危なくなれば、
とっとと逃げ出す人たちでしかなかったのです。
しかし貧しい国の家来たちは、
忠誠心によって国王と深く結びついていたのです。
命をかけてでも国を守ろうという強い覚悟があったのです。


「心」で結ばれた人間関係は、パワーを生みます。
友人関係でも、仕事の関係でも、
重視すべきは“相手との心のつながり”です。
日頃、どれだけの人と利害関係抜きでつき合っているかが重要です。
誠実で善良であることを、日々のコミュニケーションで
示すことが大切です。ビジネスだから、
契約だから……と割り切らないほうが、
最終的には、いい結果につながるものです。


「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4803
「“命の重さ”を感じるトレーニング」  (2014/8/27 [Wed])
「“命の重さ”を感じるトレーニング」

むやみに生き物を殺してはいけません。
命あるものを、大切にかわいがりなさい。
そうすれば、心を乱されることがなくなります。


命を大切にしていますか。人はもちろん、動物も花も、
木も虫も、生きとし生けるものすべてを、
大切にする気持ちがある人や、他人にそういう行為をしない人は、
救われます。自分以外の命を大切にすることは、
自分の命を大切にすることと同じです。


まだ十代で自殺をはかるような少年少女たちは、
自分や他人の命を大切にする気持ちが希薄である
傾向が強いと言われています。
端に咲いている花を踏みつけても平気だとか、
他人がケガをしてもその痛みを推し量ることができないとか、
中には、犬や猫のひげや毛を引っ張っていじめる子どももいます。
命の大切さを知らないから、
自分も他の命も祖末に扱ってしまうのです。


そんな子どもたちへのカウンセリングの一つに、
花を育てさせることで、生き物の命を大切に
扱う心を教える方法があります。それは同時に、
自分の命の大切さを知ることでもあります。
もし、自分に存在価値がないと感じたり、
生きるのが辛くなったりしたら、花を育てるといいでしょう。
日の当たる場所に鉢を置き、水や肥料をやりましょう。
手をかけなければ元気に育たないことを実感すれば、
誰でも何かに生かされていることに気づくはずです。
何者かに愛情をかけられ、生きているということがわかるのです。


「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4802
「誰もが犯してしまいがちな罪―人の幸せを邪魔すること」  (2014/8/26 [Tue])
生きとし生けるものは、すべて、幸せを望んでいます。
他人にイヤな思いをさせて喜んでいる人は、
多くの人からうらまれて、
うらみの鎖からまぬかれることはできません。
たとえ自分の幸せを求めていても、苦しみが訪れます。


気づかないうちに人にイヤな思いをさせてしまうことは、
よくあるものです。そして、誰もがついやってしまう行為が、
人の話をさえぎること。人が話をしている途中で
「ああ、それは違うよ」と話の腰を折ったり、
「ちょっと待ってください。そこは私が説明します」
と割りこんだりして、話の主導権を奪うのです。


この行為の底には、「自分のほうが相手より、話術は上だ。
内容のある話ができる」「自分のほうが正しい」という心理があります。
ただ自分では、そういう意識をしていないので平然と割り込めるのです。
中には、相手が嫌な顔をするのを喜んで、得意げになっていたりします。
また、あからさまに人を傷つけたり、失敗をなすりつけたり、
お金をだまし取ったりして、他人にイヤな思いをさせる人もいます。


しかし、人にイヤな思いをさせて喜べば、それが悪い因縁となって、
必ず天罰がくだります。ですから、ひどいことをされたからといって、
あなたが個人的に仕返しをして懲らしめる必要はありません。
懲らしめれば、それはまた新たな悪因をつくるだけです。
どんな悪人に対しても、たんたんと善行だけを積んでいくことです。

「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4801
「競争・勝負で、心をすり減らさないために」  (2014/8/25 [Mon])
人生の要所要所で、私たちはライバルに出会います。
学業成績を競う相手、スポーツの勝敗を競う相手、
仕事のライバル、恋のライバルもいるでしょう。
現実社会では、勝負を避けることはできません。


もしあなたが勝者になった場合、敗者に対して威張ってみせたり、
バカにしたりしてはいけません。
そうすると余計なうらみを買って、足元をすくわれかねません。
もし敗者になった場合、素直に相手の強さを認め、
次こそ勝つためにどうすればいいかを考えるのが得策でしょう。
ウジウジと負け惜しみを言うのは、不毛なことです。


ラグビーには「ノーサイド」という言葉があります。
試合終了のホイッスルが鳴ったら、敵も味方も、
勝者も敗者もなく、お互いの健闘をたたえ合おうという考え方です。
勝負がついたら、ノーサイド。


大切なことは、自分が勝っても負けても、
心を平静に保つことです。賢者は、勝利の余韻や敗北の悔しさで、
感情を乱したりはしないのです。また、もっと心が成長すると、
自分の力を試すための場・自分自身との戦いとして、
勝負をとらえられるようになるのです。
心が平静であれば、勝っても負けても、
いい経験を得ることができると思います。


「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4800
「『分かち愛』を持っていますか?」  (2014/8/24 [Sun])
昔むかし、腹をすかせた旅人が、
ある村の裕福そうな家の前を通りかかりました。
彼は門前に立ち、「私はもう何日もものを食べていません。
少しでいいので、食べるものを分けてもらえませんか」
と家の人に頼みました。


ところが、「お前に分ける食べ物などない」と追い払われてしまいました。
次に旅人は、いかにも貧しそうな家を訪ね、
同じお願いをしました。すると、貧しい家の人たちは
旅人を快く迎え入れ、少ない食料を旅人に分け与え、
一晩泊めてくれました。


実は、この旅人は、旅の途中のさまでした。
神さまはのちに、裕福な家の人たちに病気を与え、
貧しい家の人たちには富を与えたのです。
さて、この昔話が教えてくれるのは、「人と分かち合うこと」
に喜びを感じなさいということです。


ものを惜しんで、困っている人にさえ手を差し伸べられないような人は、
いくら今、たくさんのお金があっても、
決して心が満たされることはないでしょう。
なぜなら、今あるものより、
今手元にないものの方が気になってしまい、
心が休まる時がないからです。
貯め込むよりも、分かちあうこと、人に与えることを優先すると、
それがよい因縁となり、さみしい人生を送ることもなくなります。


「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4799
「心がカラッと軽くなる考え方」  (2014/8/23 [Sat])
お金も、恋人も、子どもも、この世には、
「自分のもの」と言えるようなものは、何一つありません。
お金をどれだけ貯め込んでも、
死ぬときはすべておいていくことになります。
あなたの肉体でさえ、天からの贈り物、「自分のもの」とは言えません。


ましてや恋人や子供を、自分の所有物のように扱ってはいけません。
彼らには彼らの意思があり、立場があり、考え方があります。
夫だから、妻だからといって相手を束縛することも、
自分の思いどおりに動かすこともできません。


恋人や子どもに対しては、自主性を尊重してあげたいものです。
「子どもなら、恋人なら、こうしてくれて当然」などと、
相手の意思や時間を奪わないことです。
逆に、自分が相手のためにできることはないかと考えることで、
おもしろいことが起こり始めます。


人は、「自分のもの」と信じ込んでいたものを失ったときに、
大きなショックを受けます。「自分のもの」という思い込み、
執着こそが、苦しみを生むのです。
所有欲や、執着心から解放されれば、
ぐっと穏やかな心でいられます。
ムダな焼きもちや、嫉妬もなくなります。


「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4798
「『落ち込んでいる人』を元気づけるベストな方法」  (2014/8/22 [Fri])
周囲の人が落ち込んでいるときは、
一緒になって落ち込むのではなく、
自分だけは明るく振る舞って、
みんなを元気づけられる人になってください。
人の気持ちは伝染します。


たとえば、企業のプロジェクトがうまくいってないとき、
自然と、経営者のいらだちは社員に伝わり、
なんとなく社内全体が重い雰囲気に包まれるものなのです。


実際に景気の悪いお店に行ってみれば、すぐにわかります。
売り上げの悪いショップの店員は暗くけだるそうな顔をしています。
でもそんな顔をしていれば、さらに仕事はうまくいかなくなります。
店員が暗く、活気のない店に、好んでくるお客さんがいるでしょうか?
笑顔のないところには、いいアイディアも出てこないものです。


あなたが経営者であっても、アルバイトの立場であっても、
常に精一杯明るく振る舞うことです。
そうすれば、必ず周囲にあなたの明るさが伝染します。
社内全体が活気を取り戻せば、お客さんも戻ってくるでしょう。


太陽のように、ヒマワリのように、
場の雰囲気を明るく変えることのできる人は、
周囲からも信頼を集めます。実は、それこそが、
リーダーに必要な条件なのです。
ビックスマイルを心がけていれば、
きっと大きなことを成し遂げられる人になるでしょう。


「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4797
「貧しさに関係なく、幸せになる方法」  (2014/8/21 [Thu])
昔、ある貧しい家族がありました。
食べるものを買うお金さえ、不自由するほどの貧しさでした。
しかしその家族は、とてもとても幸せでした。
なぜなら、人に「いいこと」があれば、


一緒になって喜んであげられる「賢者の心」を持っていたからです。
父親が仕事先でお客さんに感謝されたという話を聞けば、
母親も子どもたちも自分のことのように喜びます。
子どもが「めったに見られない美しい鳥を見た」と喜べば、
父も母も一緒になって喜びます。


ご近所でおめでたいことがあったときは、駆けつけていきます。
なけなしのお金をはたいてお祝いを贈り、
手をとり合って喜ぶのです。
ですから、貧しくても、辛いと感じることはありませんでした。
いつも笑顔が満ちていました。


「貧しさ」は、不幸に結びつきません。
喜ばしいことがあった人に、嫌味を言ったり、
嫉妬をしたりするような心の貧しい人が、不幸なのです。
そんな人は、どれだけお金があっても幸せになれません。
幸せは分かち合い、不運には助け合う。
それが当たり前にできる人は、どんな状況でも、
心豊かでいられるのです。とくに「愛情」と「思いやり」
の溢れる行為はよい因縁となり、
健康や幸運といった恩恵となって返ってくるのです。


「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4796
「あの世でも、幸せに満たされる方法」  (2014/8/20 [Wed])
接客業で、優秀な成績を上げる店員さんに共通の性格があります。
それは「サービス精神が旺盛」であることです。
優れた店員さんは、「売り上げをあげること」よりも、
「どうしたらお客さんに喜んでもらえるだろう」と考えます。
なぜなら、お客さんを幸せにすることが、
自分自身の仕事の満足感につながることが、
長期的には自分の給与などに返ってくることが、わかっているからです。


では、どうすれば「お客さんのために、よいこと」
ができるでしょうか?たとえば、
「値引きすれば、喜んでもらえるはず」と考え、
とにかく安い商品を提供したとしましょう。
しかし、お客さんが「値段は高くても、品質のいいものが欲しい」
と考えていたとしたら、
それはお客さんのための行動にはなっていません。


努力しても商売がうまくいかない場合には、
こんなふうに、自分がいいと思うことと、
相手がいいと思うことに、ズレがあるはずです。
「人のためにいいこと」をするのは、
そういう点で難しいのです。
こういったすれ違いを避けるためには、
相手のライフスタイルをよく観察する必要があるでしょう。
そして、相手の話をよく聞き、真のニーズをつかむことです。
相手の立場に立って考えることができる人は、
本当に人を満足させることができます。

「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4795
「脳と体の『若さを保つ特効薬』」  (2014/8/19 [Tue])
実年齢よりも、十歳も二十歳も若く見える人がいます。
彼らの共通点は、仕事に打ち込む一方で、
プライベートな時間を上手に利用して、
英会話や資格試験といった、
自分のスキルをアップするための勉強をしていることです。
その「学ぶ勉強」が、若々しさを保つ秘訣なのです。


学ぶことを楽しんでいる人の瞳は、子どものようにキラキラと輝き、
肌もツヤツヤと健康的で、表情はいつも好奇心に満ち溢れています。
実際に、脳細胞も増えるようですから、
学ぶことは健康法でもあるのです。
忙しくて学ぶ時間がとれない人もいるでしょう。


しかし、時間は与えられるものではなく、
みずから「つくりだすもの」です。
朝、三十分早起きするとか、夜寝る前の三十分だけ勉強するとか、
短時間であっても毎日コツコツと続ければ、かなりの時間になります。
三年続ければ、その道のエキスパートになることも夢ではありません。


また、勉強時間をとることで、逆に仕事や遊びにも集中力が
出てメリハリがつくものです。「継続は力なり」、です。
三日坊主でも、何度も繰り返せばいいのです。
社会人の勉強は、「焦らない、無理しない」がモットーです。
学ぶことは、知識を得られるうえに、
いつまでも人を若々しくさせてくれる一石二鳥の自分磨き法なのです。


「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4794
「人を惹きつける美しさを手に入れるには?」  (2014/8/17 [Sun])
あるモデルさんの言葉です。
「お金をかけていい服を着れば、きれいに見えるのは当たり前。
誰にだってできるわ。しかもそれは、お金がないと
実現しない美しさであって、幸せに生きることには、
必ずしも直結しない。スーパーで買った一着千円の服でも、
センス良く着こなして人目を惹きつけられるのが、
本当のセレブなの。其のためには、心を美しく擦ることが大事よ。
行ないも大事ね。美しい雰囲気は、清らかな内面からでるから」


内面の清らかさは、造形の美しさをしのぐのです。
人を惹きつける美しさは、日頃の行いによってつくられます。
人に慈悲深く接したり、人のためを思ってボランティア活動に
参加したり寄付したり、社会貢献をするのもいいでしょう。
心が清らかであれば、物の扱いも自然と丁寧になりますので、
動作の一つひとつが、人を心地よくさせる美しさへと変わっていきます。


食事にしても、貪らず、感謝して必要な分だけ食べるので、
太ることもなく清潔感のあるスタイルを保てるでしょう。
心を美しく保つことほど、体を美しく磨き上げる
「美容法」はありません。心のすさんだ人が、
いくら飾りたてても、心穏やかな人の澄んだ瞳、
邪気のない表情、柔らかくあたたかい雰囲気には、かないません。

「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉より抜粋

vol. 4793
「いざというとき強い人」  (2014/8/16 [Sat])
本当に実力のある人は、むやみに目立とうとはしません。
普段は、同僚、友人たちの後ろのほうに引っ込んで、
おとなしくしています。そして、いざというときのために
自分を磨き力を蓄えているものです。


そういう人は、上辺は深い海のように穏やかですが、
心中では情熱を燃やしています。ですから言葉は少なくても、
存在感はあります。ゆったり構えているのに、
実は忙しそうに駆け回っている人よりも、
効率的に多くの物事を進めていたりするものです。


波ひとつない湖面のように落ち着いた心でいると、
様々なことが見えてきます。自分を取り巻く状況、
周りにいる人の気持ちの揺らぎ、自分がその場で担うべき役割など、
物事をいい方向へ進めるためにするべきことが、見えてきます。
ですから、チャンスが来た時やピンチの時に、
的確に力を発揮でき、大活躍できるのです。


逆にいつも大声で賑やかに振る舞い、
八面六臂であちこちを飛び回るようにしていながら、
いざ危機に陥ると、シュンと静かになってしまう人がいます。
人の本当の力がわかるのは、「いざというとき」です。


ここ一番の時に、どう行動し、どう解決するかに、
人の真価が現れます。チャンスやピンチのときに、
力を発揮できるよう、ふだんは静かに力をためておきましょう。


「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋


vol. 4792
「愚かな人の話し方」  (2014/8/12 [Tue])
本当に偉大な事業を成し遂げた人は、それを自慢することはしません。
その偉業を人にたたえられ、ほめられたとしても、
「私一人で成し遂げたことではありません。
たくさんの方の協力がからこその結果です」と、
周りの人に感謝する謙虚さを決して忘れません。


自慢話を、ほとんどの人は不快に受け止めるものです。
その人は本当のことを言っているのだろうか?
誇張しすぎでは?威張り散らしてばかりで、
人に慕われるはずがない――そんな悪い印象を持たずにはいられません。


それがわからずに自慢話をしている人は、愚かな人です。
人に尊敬される人は、次の三つのことを常に意識しています。
*「お蔭様で」という感謝の気持ちを忘れない。
*自分がほめられたら、仲間を立てる。
*いつも謙虚な気持ちでいる。


他者のお蔭だと「人を立てる」ことで、
結果的にあなたの評判が高まるのです。
つまりそれは、「自分を大切にする」ことにつながるのです。


「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4791
「自分を大切にする」  (2014/8/11 [Mon])
劣等感にとらわれて、「自分のことが嫌い」という人がいます。
口ベタな自分が嫌い。三流大学を出ている自分が嫌い。
スタイルの悪い自分が嫌い。


けれど裏を返せば、本当は、自分のことが好きだからこそ、
人より劣っているところや、平均点以下の部分が、
気になってしまうのです。


好きだからこそ、「この弱点さえなければ、
自分は完璧なのに悲しい、悔しい」と劣等感を感じるのです。
しかし、「自分が好き」なのであれば、
もっと自分を大切にしてあげるべきでしょう。
そうでないと、いつまでも悲しく辛い気持ちで
生きていかなければなりません。


「自分を大切にする」とは、劣っている点、
平均点以下の部分も含めて、自分を好きになることです。
「口ベタでもいいんだよ。口ベタも個性の一つだからね」
「三流大学だけど、楽しく過ごせたじゃない。
思わぬ才能も見つかったし」と、
笑って言えるようになりましょう。そんなふうに、
劣ったところも含めて自分に自信を持てば、
どんどん笑顔が増えていくでしょう。


「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋


vol. 4790
「死ぬとき」に、後悔しないために……」  (2014/8/10 [Sun])
地位も収入もあって、裕福な生活をしているから幸せ――
とは限りません。仕事で成功することが幸せになる道だと信じて、
十数年も突き進んできて、ようやく思い通りの結果を手にしたとき、
胸にぽっかり穴が開いたような気持ちになったという女性経営者がいます。


「今から十数年前、好きな人からプロポーズされたのに、
仕事を選んでしまったのです。当時は、仕事に生きるには、
妻をやっている暇などない、独身でいるべきだという考えがありました。
でも、今思えば、私は間違っていたんだと思います。
仕事の成功も、女性としての幸せも、
両方求めればよかったと思います」確かのその通りなのです。


夢を一つ叶えるために、もう一つの夢をあきらめるべきではありません。
もっと欲張って、いくつもの夢を追い求めればいいのです。
すべてを手に入れる方法は、本当にないのか?探してみましょう。
人が死ぬ前に後悔することで一番多いのは、
「あれをやっておけば、よかった……」ということです。


「何かをしたこと」ではなく、「しなかったこと」なのです。
すべての夢にチャレンジしてこそ、満足のいく人生が送れます。
夢を一つあきらめないことで、“やり残したこと”
のない人生を、送ることができます。


「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4789
「コックさんが教える『サバイバル力』をつける方法」  (2014/8/09 [Sat])
一流レストランの調理場では、ベテランのコックが
新人に「この料理の味つけは、砂糖大さじ一杯、
塩は一つまみ……」などと、手とり足とり教えたりはしません。


新人は、洗い場に回ってきた鍋谷フライパンに
残っているソースを、自分の舌でなめて味を覚えていくのです。
とはいっても、なめただけでは、どの調味料をどれだけ配合したか、
わかりません。それについては、「自分で考える」しかないのです。
いろいろ試行錯誤してベテランコックの味と比べ、
創意工夫を重ねることで、腕を磨いて行くのです。


これは、どんな仕事にも当てはまる成功法則です。
人に教えてもらうことを前提にしていると、
いつも間にか自分の頭で考えることのできない
「マニュアル人間」になってしまうでしょう。
思考停止した人からは、真に必要とされる商品や
斬新な発想、は生まれません。
考える力をつければ、
どこでも生きていけるようになります。

サバイバル力のある人になりたければ、次の四つ心得を実行しましょう。
*自分なりにあらゆる事実(データ)を集める。
*推論し、予測を立てる。
*推論を実際の試してみて確認(検証)する。
*教わったとおりにこなすだけで満足せず、他の可能性を探る。


「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4788
「『オリジナリティー』を磨く」  (2014/8/08 [Fri])
大ヒット商品が出ると、次々とそれをマネた
二番煎じ商品が出てきます。しかし、
どれもオリジナル商品ほどにはヒットしません。
それは、モノマネ商品には、製作者の情熱や信念が、
こもっていないからです。それどころか、
「柳の下のドジョウで、儲けを分けてもらいたい」
という、せせこましい根性や、
成功を羨む気持ちが入っています。ですから、
本物にはかなわないのです。それは人間も同じです。


あこがれの人のしゃべり方や、服装、
食べるものまでマネる人がいます。
目標とする人の考え方を学ぶのは無意味ではありませんが、
見かけただけで魂のこもっていないモノマネでは、
やはり世の関心を集めるは無理でしょう。
本物は、モノマネからは生まれません。
人のモノマネで、ノーベル賞を受賞した人もいません。
世界が求めるのは、オリジナリティーを高めるコツを、
いくつかアドバイスをしておきます。

*人のやっていないことに興味を持つ。
*あまり観光地化されていない場所を、旅してみる。
*流行を追うのではなく、忘れられたものを見返してみる。
*自分の言葉で話す。

「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4787
「『ウソつき』よりも『正直者』が勝ち残る」  (2014/8/07 [Thu])
「江戸時代から200年も300年も続く老舗の商家には、
「正直な商売」を信念にしているところがあります。
ウソが、もっとも商売をダメにするということを
知っているからです。ただ同然で仕入れた商品を、
高級品と偽って、べらぼうに高い値段で売るなど、
お客さんをだますような商売をしても、
儲かるのはほんの一時期だけで、けっして長くは続きません。


人を動かすのは信用です。商売とは、信用を介して、
商品とお金のやりとりをすることなのです。
「信頼」とは、商売だけでなく、すべての
人間関係の元となるものです。相手に気に入られるためとか、
都合の悪いことをごまかすためにウソをついて、
その場を丸く収めることもあるかもしれませんが、
ウソとはいずれはバレるもの。
そしてバレたら最後、相手の信頼を一切失うでしょう。


一度失った信用を取り戻すのは簡単なことではありません。
儲けはわずかであっても、正直な商売をすることで、
お客さんの信用もついてくるのです。
「うそつきは泥棒の始まり」と言うように、
いくら本人にその気がなくとも、世間では、
ウソをついた人を「泥棒」と呼ぶのです。
常に正直であることが、人間関係の基本であり、
長く繁栄する秘訣です。

「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4786
「信頼に、背かない」  (2014/8/06 [Wed])
人は期待を裏切られると、ガッカリきます。
たとえば、グルメ雑誌で絶賛されていた
レストランへ行ったのに、期待していたほど
おいしくなかった場合は、ガッカリするでしょう。
おそらく客観的には、そのレストランの
料理平均点以上の味だったのでしょうが、
期待が高かった分、評価が低くなったのでしょう。
95点以上を期待している人は、
90点では満足してくれません。


これは、人と人との信頼関係にも当てはまる法則です。
能力ある人ほど、周りから大きな期待を集めます。
期待が大きくなると、周囲は、期待する分、
少々の活躍では満足できなくなってしまいます。
それに応えないと自分の評価を落とすことにもなります。


そこで期待に応えるために、
二倍も三倍も努力する必要が出てきます。
人の期待に応えるというのは、並大抵のことではないのです。
中には、そのプレッシャーに負けてつぶれてしまう人もいます。
実業界でも、芸能界でも、二代目の人に挫折する人が多いのは、
そのためです。でもだからといって、
期待されることを恐れないでください。
プレッシャーをバネに換えて、より高いところへと
飛躍するのが真の成功者です。大変ですが、
そうした期待に応えるために頑張ることが、
期待された人の使命です。

「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4785
「『身を滅ぼす快楽』の中毒にならない秘訣」  (2014/8/05 [Tue])
「つまらない快楽」のために、
「つまらない人生」を送ることになる人は、
多いものです。学生時代、試験前になると、
勉強を怠けてゲームをしたり、
マンガを読みたくなったりした経験はありませんか。


また、社会人の中には、任される仕事が大きくなればなるほど、
お酒の量が増えたり、ギャンブルに夢中に
なったりする人がいるようです。
この場合、ゲームもマンガもお酒もギャンブルも、
「その場かぎりのつまらない快楽」です。


たまの息抜きにはよくても、
重要な案件を抱え込んだ人がすべき行動としては、
ふさわしくありません。その場かぎりの快楽や、
愛欲、歓楽にはまり込んでしまうと、中毒になります。
やらずにはいられなくなるのです。
それは、目標に向かって前進しようとする人の、
大きな妨げとなります。


手軽な快楽に手を伸ばしたくなったときは、今、
我慢すれば将来得られるであろうはずの、
もっと「大きな喜び」を、できるだけ具体的に描くことです。
今、勉強すれば、志望校のランクを、
一つあげられるかもしれない。
今、プレッシャーを乗り越えれば、結果次第では、
いずれもっと大きなプロジェクトを任せてもらえるかもしれない。
このような考えで、つまらない快楽に惑わされるのを防げるはずです。


「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4784
「噂に惑わされない」  (2014/8/04 [Mon])
「人の噂」は、怖いものです。しかも、「悪い人」だけでなく
「いい人」も、悪い噂を立てられやすい面があります。
たとえば、美人でミスも少なくよく気が付くので、
上司にかわいがられている女性がいたとします。
するとそれをやっかむ人が、「彼女は上司と不倫している」などと、
根も葉もない噂を、でっちあげることがあります。


評判のいい人がいると、それを嫉妬して悪口を言いふらす人が、
あらわれるのです。世の中には、そういう面もあるのです。
このカラクリをよく知る賢者は、悪口や噂を相手にしません。
悪口の対象にされている人より、悪口を言いふらしている人のほうが、
むしろ悪人であることをわかっています。


ですが、愚かな人は、悪い噂を信じ込んで、
事実をよく知らないのに「あの人は悪い人なんだ」と決め込みます。
そして知りもしないのに、つられて悪口を言いふらしますが、
そんなことをすれば、結局多くの人から嫌われ、
辛い報いを受けるでしょう。


噂よりも、自分の“人を見る目”を信じてください。
あなたなりに相手の人となりを確かめることです。
他人の悪業に引きずられず、みずから悪業を犯さず、
常に物事を正しく見極めることが大切です。


「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4783
「『非難』にも、『賞賛』にも心を乱さない」  (2014/8/02 [Sat])
人は「他人の言葉」に心を動かされやすいものです。
非難されれば、腹が立つでしょう。
チヤホヤと持ち上げられれば、浮かれるでしょう。
しかし、そんなふうに腹を立てたり舞い上がったり
した状態で行動していたら、冷静な判断はできず、
いい結果を招きません。賢者は、他人から非難されようが、
お世辞を言われようが、
自分のやるべきことをしっかりと見つめています。


よりよく生きていくには、他人の言葉に、
むやみに心を乱されることのないように、
自分で自分をコントロールすることが必要です。
いわれのない非難を受けたときは、
「自分は間違ったことをしていない、
自分は正しい道を進んでいる」と自分をほめます。
怒って相手を言い負かしても、何の得にもなりません。


反対に他人がオベッカを言ってくるときには、「
本当にこれでいいのか。もっと努力するべきではないか?」
とあえて厳しく自分に問いかけます。
そうすることで、浮足立たないよう、
心のバランスをとることができて、失敗をまぬかれます。
激情に流されず、必要以上に落ち込まない安定した心が、
正しい判断を導き出してくれます。

「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

vol. 4782
「心の筋トレで、意思を強くできます!」  (2014/8/01 [Fri])
「心の筋トレで、意思を強くできます!」

いきなりナンバーワンを目指すよりも、
「自己新記録」を更新を目指したほうが、
「いい結果」を出せるようです。


日本一になる!成果を十倍にする!十キロやせる!などと、
勇ましいチャレンジ精神を発揮するのは、評価すべきですが、
あまりに自分の実力からかけ離れた高い目標を掲げると、
途中で挫折する原因になります。


それよりも、着実に「自己新記録」を達成していくほうが、
後々の実りが大きいのです。


たとえば、いつもは週に一件、契約をとっている人は、
翌週は二件、再来週は三件、その次は四件というように、
毎日、毎週、毎月と自分を着実にレベルアップさせていきます。
そうすると、自己最高記録を更新するたびに、
大きな喜びと達成感を得られます。


そしてそれは、次の目標へのチャレンジするやる気を
かき立ててくれ、好循環を生みます。
成功体験が一つずつ積み重なって、最終目標の実現が、
より具体的になってくるのを感じれば、
楽しくて挫折なんてしょうがなくなります。
自分自身への挑戦――それが、揺るぎない
島のような強い自分を作り上げるのです。


「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」より抜粋

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