「黄ばみを取って白いTシャツを蘇らせる」
  • 2011年03月09日

洗濯の回数を重ねるほど徐々に黄ばんでくすんでしまう真っ白なTシャツ。白は白で真っ白で着た~~~い!!今回はそんなあなたのための「洗濯術」です。

 ちゃんと洗剤を使って白いTシャツを洗っているのに、なぜ黄ばむのか?洗剤の主成分は、界面活性剤というものです。
これが、汚れを包み込んで衣類からはがすのが、洗剤が汚れを落とす仕組みです。

ところがですねえ・・、これだけでは取れない皮脂汚れは、空気に触れて時間と共に酸化してTシャツの黄ばみの原因になってしまうのです。

そういった黄ばんだTシャツの白い色を蘇らせるには、洗濯機(タライ)での漬け置き洗いが最適なので、そのTシャツはお湯を入れた洗濯機に入れます。

その時ですが、白いTシャツの場合は洗濯機にぬるま湯より高めのお湯を入れて(色柄物の場合はぬるま湯で)、その中に市販の粉石けんとワイドハイターなど粉末の酸素系漂白剤を入れ、歯ブラシで泡が出るくらいかき混ぜて溶かします。

○ちょっとここでお勉強タイム
 洗剤の界面活性剤では取れない汚れを、分解してしまうのが、漂白剤の役割て゛す。
さて、家庭で使う漂白剤は、主に、酸素系漂白剤という種類で、液体と粉末の2種類があります。

使い方の基本は、ウールやシルク、色物や柄物には液体を使います。綿や麻、ポリエステルなどの合成繊維、白いものには粉末を使います。今回の白のTシャツは白いものですから、粉末を使ってます。

液体の酸素系は、主成分が過酸化水素で、消毒用のオキシドールと同じものです。オキシドールで歯を白くしたり、髪の毛を脱色したりもできるから、漂白効果は実感できますよね。

粉末の酸素系は、過炭酸ナトリウムが主成分で、こちらの方が液体よりも、漂白作用が強いですが、アルカリ性のため、使えるのは、綿や麻、合成繊維などに限られます。
 今回の白のTシャツは綿ですから粉末の漂白作用が強いものを使ってます。

粉末は色柄ものにも使えますが、色あせしにくいのは液体のほうなので、デリケートなものには液体の方を使います。ただ色柄物の綿のTシャツの場合は粉末でオッケーです。
                          ◎ここでお勉強タイム終了。
                                 
そこに、黄ばんだTシャツを入れ、少し押し洗いして漬け置きしましょう。普通の時間は20分から30分かな。
ただ黄ばみがきつい場合は2時間ぐらい漬け置きする場合もあります。(但し、プリントがあるとプリントが漬からないように浮かしておかないと剃げてしまう場合もあったりするので注意してね)
漬け置くだけで、石鹸と漂白剤の力で汚れは自然と溶けていきますので、待ちの構えで。

汚れが落ちたのを確認すると、洗面器の中に水に溶かしたクエン酸でヌルヌルを取ってさっぱりさせます。時間は3分ぐらい。

その後、別の水を入れた洗面器の中でしっかり押し洗いして、脱水機に入れます。
脱水の時間は20秒から3O秒と手短に。どんな衣類もそうですが、脱水にはあまり時間をかけないのがツー。それ以上回すとシワがきつくなってしまいますからね。

脱水機からTシャツを取り出したら、Tシャツの袖の付け根の生地の厚いところを親指と人差し指でつまんで、スナップをきかせてバシンバシンと振りながらシワを伸ばします。

それでもシワが気になる人は、家庭用アイロンの蒸気でさらにシワを伸ばして、「うん、きれいになった」と納得したら、ハンガーで陰干しします。

この時、ハンガーに吊るすものは薄っぺらの針金ハンガーではなく、ボリュームのある肩幅の広いプラスチックか木製のハンガーを使用しましょう。干すのは陰干しがいい。

乾いたら、吊るしたままクローゼットに入れるのもよし、また、たたんでしまうものもよし。変な折り目がつかないようにね。

ここで、ちゃんと形を整えているかどうかで、来シーズン始めのシルエットが決まりますますので、ビシッと決めてね。
 次号は「正しい洗剤の選び方」です。それではまた来週。