- 2011年09月08日
先週はクローゼットの中から十数年ぶりに取り出してきた
クライミングパンツのお話でしたが、
今週はその時に一緒に出てきたマジックマウンテンの
クライミングハットの洗濯です。
マジックマウンテンというのは、
日本の登山用品ブランドですが、
マジックマウンテンという変わった響きの名前の由来は、
スコットランドで語られる、
「頂上のない山」という古いおとぎ話だそうです。
登っても登っても頂上に着くことのない山。
頂上を極めるだけが目的なら嫌になってしまうかもしれませんが、
登ることを楽しむならこんないい山はありませんね。
ところでこのクライミングハットですが、
買ったのは20年近く前で、数年使ってから、
十四~五年置いたままだったので、
内側の白いところが相当黄色くなっています。
それで、こういう場合のお決まりのコースで、
まず漂白剤に漬け込んでみます。

ワイドハイターEXとアタック・ネオを、
四〇度くらいのお湯と一緒に洗面器に入れ、
ハットを入れて少し揉んでから置いておきます。
三〇分ほど経ってきれいになったかなと見てみると、
黄色は少し薄くなってますが、さすがに頑固でまだまだ残っています。
そこで次なる手はと考えて、使ってみたのがセスキ炭酸ソーダ。
これは、ドラッグストアなどに置いてある粉末で、
「アルカリウォッシュ」という名前でも売られています。
台所まわりなどの掃除にも使えるし、
洗濯に使うと油汚れを溶かす効果があります。
このセスキ炭酸ソーダを水に溶かしたものを霧吹きに入れておき、
こういう黄ばんだところにスプレーし、三〇分くらいしてから洗うと、
黄ばみ取りに効果があります。
ドレスシャツの襟の黄ばみが採れないときにも使え、
重層よりも水に溶けやすくアルカリ度が少し強いアルカリ剤です。
黄ばみ汚れの表面には皮脂の膜ができているので、
アルカリ剤はそれを取って、漂白剤などの働きを助ける役割があります。
セスキ炭酸ソーダをスプレーし、三十分くらい置いてから洗ってみると、
今度は先ほどよりもずっと白さが戻っています。
後は、形を整えて乾かしてやりますが、
帽子を乾かす時に重宝するのがザルです。
丁度いい大きさのザルを見つけて、それにかぶせて乾かせば、
内側に空間ができて乾くのも早いし形も保てます。
今回の場合もそうですが、
汚れや黄ばみが時間がたって激しくなってから取るには手間がかかります。
そうなる前に日ごろの洗濯の時に、こういったアルカリ剤なども併用して
頑固な皮脂汚れなどが残らないようにしておくのが上手な洗濯術と言えますね。










