- 2011年03月09日
ニャンマゲの日光江戸村の社長野口さんは、ボスの仏法のお弟子さんで、ナチュラルクリーンにもよく来られます。
今日もスーツ姿であらわれた野口さんですが、右のラペルに何かのシミが。

聞いてみるとドレッシングをこぼしてしまったということです。

帰られるまでの間にシミを取りたいけれど、どうせやるなら、家庭でドレッシングのシミを取るにはどうすればいいかをやってみることに。
ドレッシングを取るには、油汚れをよく落とす台所用の中性洗剤が効果あり。

それを綿棒に付けてシミを軽くたたき、シミに洗剤をなじませます。
この時生地をこすった方がシミがよく取れそうな気がしますが、こすると生地が毛羽立って、シミが取れた後が白っぽくなることがあるので、こすらずにたたきます。
これで、シミが溶けていったので、今度は、濯ぎです。
タオルにたっぷり水を含ませてシミのところを上下に挟み込み、強く圧して、洗剤をタオルのほうに移します。
洗剤分が残ると、後からシミになることもあるので、水を多めに数回繰り返してしっかり濯ぎます。

この時も生地をこすらないこと。
また、ラペルは少しでも生地が伸びると、着たときに波打ってかっこ悪いですから、生地をもんだりもせず、できるだけ形を崩さないようにします。
次に水分を取って乾燥です。
乾いたタオルで挟み込んで圧し、水分を取ります。
シャムワウのように強力に水気を取る素材を使うと、乾燥はグンと速くなります。

水分を取ったら、ドライヤーの熱風を当てて乾燥。
ドライヤーは一箇所に止めて熱風を当てると生地が熱くなりすぎるので、動かしながら乾かします。

乾いた時にシミも取れて、シワや形崩れがなければ出来上がり。
シワなどができた時は、あて布をしてアイロンで上から押さえます。

それでもシワが取れない時は、霧吹きで軽く霧を吹いてからアイロンで押えます。
スチームを使うとシワは取れやすいですが、芯地や縫い目の当たりが出やすく、後で取れなくなる為、ラペルのプレスの時はスチームは使わない方が無難です。
―ここに注意―
今回は、ウールのスーツで洗剤で色落ちする心配もなく、輪ジミにもなりにくい生地だった為、思い切りよく洗剤や水を使ってシミ抜きすることができました。
ただ、色が染み出しやすい、シルクや綿、麻、また、全体に汚れていて、水を付けると汚れが動いて輪ジミになるもの、また、水にぬれると輪ジミになりやすい、細番手のソリッドな生地などは、自分でやらずにすぐにクリーニングに出した方がいいですよ。
シミも取れてきれいになったスーツに野口さんも喜んで帰っていかれました。





