- 2011年03月09日
今回はレザーバッグのメンテナンスを紹介します。
イタリア製のブラウンのオイルレザーのバッグです。ボスのお気に入りで、いい感じで使い込まれ、シボ(革の表面の細かな凹凸)にあわせて色の濃淡も出て、味があります。
革の表面を見ると、結構スリキズがたくさんありますが、オイルレザーのいいところは、こういった表面の細かなキズが指でこすると消えていくこと。
裏側から指でキズを押し広げるようにしておいて指で何度もこすっていると、キズが見えなくなります。

実際に指でこすってキズが消えていくとちょっと感動しますよ。
キズが治ったら、次は全体を水拭き。
かたく絞った布で全体を隈なく拭いて、ほこりや汚れを取ります。
ハンドルの汚れ落としは消しゴムで。

市販されている消しゴムでこすると、カスと一緒に汚れが取れていきます。
但し、汚れがひどくなってからでは、取れない汚れが多くなるので、特にハンドルはこまめに消しゴムでケアしておくこと。
きれいになったところで、クリームをごく少量布地につけ、薄く延ばしながら塗っていく。
とにかく薄く延ばすのが肝心。
油分を入れすぎると、白い粉になって浮き出してくるので、付け過ぎないように。
今回使ったのは、「コロニル・ディアマント」

シダーウッドオイルがいい艶をだし、このバッグのようなタンニンなめしの革にも相性のいいクリームです。
そして、ボスから「撥水もしておいてくれ。」というリクエストがあったので、最後に撥水スプレーを一吹き。
撥水は一箇所にドバッとかけすぎないように、薄く満遍なくかけて、乾いたらまた塗り重ねます。
3回くらい重ねると、撥水の効きもかなりよくなります。
撥水スプレーで使いやすいのは「コロニル」のシリーズ。

特に柔らかい革やスエードは「ナノプロ」というのが、きめが細かく風合いの変化も少なくていいですし、普通の硬さの革なら、「ウォーターストップ」で十分。

撥水は、買ってすぐにやっておくと、汚れがつきにくく、後の手入れもしやすくていいですよ。






