「ワインのシミ取り」
  • 2011年03月09日

 ボスは、いつもワインを飲みながら料理を作ります。
 今日も特製の麻婆豆腐を作ってくれたのですが、シャツの左袖に大きなワインのシミが出来てしまいました。


 台所で早速しみ抜きに取りかかります。

 着いてすぐのシミなので、台所用洗剤で簡単に取れるかもしれないと思い、洗剤を直接付けてみましたが、ワインの赤い色が青く変わっただけで、あまり取れません。


 そこで、今度は、液体のワイドハイターの原液を直接付けてみます。

 今度は色が赤く戻り、薄くなりましたが、まだ少し残っています。


 次に粉末のワイドハイターを水に溶いて付けてみました。

 今度は、付けた瞬間、青く変わり、その後シミは消えてなくなっていきました。

―お勉強タイム―

 ワインの赤い色は、アントシアニンという物質の色です。
 これは、ボリフェノールという抗酸化物質の一種で、タンニンやイソフラボンといったものもこの仲間です。
 このアントシアニンは酸性で赤色、アルカ
リ性で青色になる性質があり、液体のワイドハイターが酸性、粉末のワイドハイターや、台所用洗剤がアルカリ性だったために色の変化が起こりました。
 紫蘇にもこのアントシアニンが含まれていて、梅干がすっぱい酸性で綺麗な赤色になるのはこのため。
 また、アントシアニンは鉄分と結びつくときれいな黒紫になります。
 黒豆を煮るときに釘を入れるのはこのためで、黒豆のアントシアニンと釘の鉄分が結びついてあのきれいな色が出るのです。
 このように、酸性、アルカリ性で色が変わるものはほかにもあり、学生時代に使ったリトマス試験紙もリトマスという植物からとった色素が、PHによって色が変わることを利用したものです。

―お勉強タイム終わり―