本当に大切な御宝は、
外の世界にはなくて、
すでに自分の心の手の中に
在るものという意味です。
ひの大切な御宝が何だったのか?
人は、それを持っている間は、
気づけないものです。
それを失くしてから、気づきます。
あれほど難かった家族を亡くしてから、
あれだけ嫌な仕事だったのに、
あんな人とは会いたくなかった・・、
人間は、自分の良い点にも気づけませんが、
すでにある自分の生活にも感謝できません。
むしろ、他人を見ては比較し、
自分の現状への文句ばかりです。
その良く見える他人にはも
蔭でどんなストレスがあるのか?
思いやることもしません。
その御方も人を視ては不満だらけかもしれません。
●今の自分の状態は、
自分にとっての最善が、
因果の意味で出現している可能性。
●因果を昇華しながら、
その中での最善が、誰にも出現している。
こういう視点も言えます。
失くしてから気づく前に、
普段から自分にとっての御宝に気づいて
感謝していくことが、自分の運命を改善する
秘訣です。
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失くしてから気づく前に、
を常に考えていると、
「今、やるべきことをやろう!!」
と、動くことができます。
人間という生き物は
横着に流されてしまう性がありますから、
やはり自らに対する自戒がないと、
ダメですね。
今日も、
その都度、「これでいいのか?」
問題意識を持っていきます。