「水のように生きるということ」

上善如水

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1/6(火)「影響を受ける心は、弱さではない」

更新日:

「影響を受ける心は、弱さではない」

私たちは時々、

「周りに影響されやすい自分は弱いのではないか」

そう思ってしまうことがあります。

 

けれど、仏教の眼から見ると、

影響を受ける心そのものが、

決して悪いものでも、劣ったものでもありません。

 

人は本来、

人と人との関わり、出来事との出会い、

さまざまな「縁」の中で生きています。

 

その縁を感じ取れるということは、

心が閉じておらず、

世界ときちんとつながっている証です。

 

もし、何にも影響されないとしたら、

それは強さではなく、

感じる心を閉ざしている状態かもしれません。

 

大切なのは、

影響を受けるか、受けないか、ではありません。

 

影響を受けながらも、

自分自身に戻ってこられるかどうか

そこに、ほんとうの強さがあります。

 

風を受けるから、木はしなります。

けれど、根があれば倒れません。

 

人の言葉に揺れ、出来事に心が動き、

それでも最後に「私はどう生きたいのか」

と、自分に立ち戻れる人。

 

その人は、

とても強く、そして美しい生き方をしています。

 

どんな状況の中にあっても、

自分が自分として生きている。

その事実そのものが、尊く、確かな力です。

 

どうか、揺れる自分を責めず、

影響を受ける心を否定せず、

静かに調えながら歩んでまいりましょう。

 

それが、

人として成熟していく道なのです

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