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2015年 8月7日

誠意と情熱 8/7(金)
ぼくの話ですが
この業界に入った頃、朝5時に出社してお昼にはもう仕事が無い
と言うか、もう終わりみたいな状態で、周りの店舗は忙しくしているのに
仕事がほとんど無いので、なんとかしたいと思っていました

30年前はスーパーマーケットはほとんど無く
市場は街の八百屋さんがメインでした。
毎日、トラックに山積みして戻られる八百屋さんとどうしたら
取り引きしてもらえるんだろうか?

と自分なりに考えて いつもトラック満載で仕入れるお客さんは
どんな商売しているのかなぁ〜と覗きに行くと

そのままの成り行きでなぜか、手伝うようになってしまい
毎日のように手伝いに行くと、小売りの接客も結構楽しくて
常連のお客さんのや女将さんやら従業員さんたちに
可愛がれて、いつの間にか、その店の一員のようになっていました。
しばらくするとその店の親方から
「廣瀬君、土物の仕入れ任せるわ、
在庫が少なくなったら、来る時に補充しといて」と
その店の仕入を任されるようになりました。
ぼくは全く営業せずにその店の玉ねぎやジャガイモなど
任さされるようになりました。
はじめはそんなことになるとは思っていませんでしたから
ビックリして、一生懸命させてもらいました
すると
それだけでは有りません
そのお客さんが、毎日お店に顔を出してくれるようになり
いつの間にか、そのお客さんの仲間の方も買い物の
来られるようになり、気が付けば、
商売が広がっていました。

そんな話を、以前メインバンクだったA銀行の営業マンに
話していました。
どこと取り引きするかではなく
誰と取り引きしたいかです。

商売に限らず、すべてのサービス業も人間関係
構築するしかありません。
ぼくはここと取り引きがしたいと言う情熱と
奉仕するぐらいの心の誠意が未来を切り出します

誠意と情熱、若いときはそれが最大の武器ですから

南無阿弥陀仏
生かして頂いて有り難う御座位ます

18:09, Friday, Aug 07, 2015 ¦