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4/16「もうすぐ“端午の節句”ですね」
「開門」30分前、
今朝8時30分の空です。

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 すっきりとした青空で、
気温は12度、
過ごしやすい一日になりそうな「お江戸」です。

 そういえば、
もうすぐ「端午の節句」ですね。

「端午の節句」を迎えるにあたり、
「お江戸」では、
「鎧兜」を飾って、
「鯉のぼり」をあげました。

「鎧兜」を飾ってある場所は、
「大江戸天満宮」の向かい側です。

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 展示してある「端午の節句」の解説です。

端午の節句は五節句の一つで、
日本では奈良時代から伝わる風習です。
端午の端は月の端(はし)で始まるという意味です。
すなわち端午とは、月の初めの午の日のことうぃ言い、
必ずしも五月に行われる行事ではありませんでした。
しかし、午(ご)が五(ご)に通じることから毎月五日を指すようになり、
さらに五が重なる五月五日を端午の節句と呼ぶようになりました。
その他、五が重なることから「重五(ちょうご)の節句」と呼ばれたり、
邪気を祓うために菖蒲を飾ったり菖蒲酒を飲むことから
「菖蒲(尚武)の節句」との言われます。
古くから邪気祓いの力があるとされていた菖蒲と薬草の蓬(よもぎ)を軒に挿すことで、
厄災を祓って穢れを浄化できると考えられていたのです。
日本では元は女性が行っていた神事でしたが、
菖蒲が尚武に通じることからたくましく成長することを願い、
男の子の行事として現在は定着しています。
端午の節句に飾る鎧兜は、
将軍や武将によって行われていた風習が元となっています。
自身の身を守る鎧や兜は、命を守る道具の象徴として考えられており、
男の子が生まれるとその子に身の危険が及ばず安全に暮らせるようにと、
鎧や兜を飾るようになったのです。

 そして、
もうひとつ欠かせないのが「鯉のぼり」です。

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「端午の節句」に「鯉のぼり」を立てるようになったのは、
江戸時代中期のことだそうです。

 それまで、
7歳以下の男の子がいる武士の家では、
「端午の節句」に旗指物(家紋のついたのぼり)を立ててお祝いしていましたが、
江戸時代中期には商人が力を持つようになり、
武士に対抗して旗指物の代わりに出世魚の鯉をのぼりに仕立てて
「鯉のぼり」を立てるようになり、
それが庶民にまで広まっていったんだそうです。

 ということで、
「端午の節句」が待ち遠しい「お江戸」です。

09:55, Monday, Apr 16, 2018 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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