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母親から生まれて良かった 4・6 金
最年少で助産婦の資格を取り、
家業の旅館(昔は富山や奈良から自転車で行商に来ていました。)

いろんな職業の人がいて一か月から3カ月泊まっていたので、
すっかり家族の様でした。
その頃はみんな自転車でした。
その後、50CCのスーパーカブで行商していました。

昭和36年頃の話です。

昔は薬屋さんが無く、置き薬が重宝しました。
長野のノコギリ屋さん、かつぶし屋さん、養蜂屋さん、
いろんな職業の人が泊まっていました。

各地方にその様な旅館はあったのですが、
こんなことを言っていました「ここの料理が一番美味いから
ここが一番いいんや〜」とお袋の料理を誉めていました。

旅館だけではなく、それをしながら助産婦の仕事をして、
1500人以上赤ちゃんを取り上げたそうです。
取り上げた赤ちゃんを一人も死んだ人がいなかったことを
話していました。

そんな母親から生まれて良かった。
産土神様、出産をつかさどる産婦、私の母を思い出していました。


14:33, Friday, Apr 06, 2018 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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