「唯と阿と相去ることいくばくぞ(老子20章)」
こう考えるだけで、平和になる
礼儀にやかましく、
細かい神経を使う人は、
返事の仕方ひとつひとつに、
あれこれいうが、現実の問題として、
唯(ハーイ)という返事と
阿(アーイ)という返事との間に、
どれほどの違いがあるというのか。
善と悪とは、相去ることいかん(老子20章)
「いい」とか「悪い」とか、
騒ぎ立てたところで、善と悪との間に、
どれほどの差があるというのか、
と老子はいつも主張する。
石油産出国を中心に、
大国や小国が絡み合って、毎日のように、
人が人を殺している。
各国の善と悪の意見を冷静に聞いていると、
実際のところは、大国のいっているところが「いい」のか、
小国の主張していることが「いい」ことなのか。
まさに、五十歩百歩の場合が多い。
人類は、「いい」「悪い」の二つの考えを持ってしまったために、
ほぼ、五千年も前から、殺し合いの血を流している。
頭の中の「善と悪」の対立的な考えさえ絶滅すれば、
世界はすぐ、平和になる。
「老子・荘子の言葉100選」より抜粋
礼儀にやかましく、
細かい神経を使う人は、
返事の仕方ひとつひとつに、
あれこれいうが、現実の問題として、
唯(ハーイ)という返事と
阿(アーイ)という返事との間に、
どれほどの違いがあるというのか。
善と悪とは、相去ることいかん(老子20章)
「いい」とか「悪い」とか、
騒ぎ立てたところで、善と悪との間に、
どれほどの差があるというのか、
と老子はいつも主張する。
石油産出国を中心に、
大国や小国が絡み合って、毎日のように、
人が人を殺している。
各国の善と悪の意見を冷静に聞いていると、
実際のところは、大国のいっているところが「いい」のか、
小国の主張していることが「いい」ことなのか。
まさに、五十歩百歩の場合が多い。
人類は、「いい」「悪い」の二つの考えを持ってしまったために、
ほぼ、五千年も前から、殺し合いの血を流している。
頭の中の「善と悪」の対立的な考えさえ絶滅すれば、
世界はすぐ、平和になる。
「老子・荘子の言葉100選」より抜粋

00:01, Tuesday, Feb 17, 2015 ¦ ¦ コメント(0)