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2016年 8月11日

「変化」8/11(水)
仏教で「諸行無常」という言葉があります。


この「諸行無常」の意味は、
「この世に変わらないものは何一つない」ということです。


変わらないように見えているものは、
変化していないのではなくて、単に変化のスピードがゆ
っくりしているだけのことです。


そして、人間の悩みのほとんどは、
この「変化」に抵抗していることから生まれているものです。


ただこの宇宙法則の「諸行無常」、
つまり「変化の法則」に逆らっても、抵抗しても、苦しむ
ばかりですし、今の世の「変化」のスピードに逆らっても
倍返しでダメージを負うことになるのでやめておいた方がいい。


私は毎朝、
法子さんとスタッフたちが話している(変化に抵抗している)
姿を横目でミ見ながら「素直に変化していけばいいのに」と
いつみも思っています。苦しむのは自分ですから。


というのも、この「変化」なのですが、
「変化する」ということは、本来の素直な自分に戻るという
ことなのです。


ところが、誰かと比べたり、妬んだり、ひがんだり、
自分を卑下したり、罪悪感を抱えたり・・、そんなことを繰り返す
度に、我の殻の強さが自分をコテコテのガード我執人間に
変質させていきました。


変化とは、
まったく違う自分になろうとすることではなく、
これらの我の殻の壁の邪魔を受けない「素」の「本当の自分」に
より戻っていくということなのです。


日々変化していくということは、
古い殻の壁の薄皮を一枚二枚はぎながら、
「新たな可能性のある自分」を見つける事であり、
素直で柔軟な自分に戻っていくことなのです。


あらゆる分野で「おおっ!」と思えるプロは、
みんな我の殻から脱皮して素直に変化を好み
努力や新たな創造を繰り返しは確実に成長していきます。


法子さんは、
「とっととそうなりなさい!」と言ってるんですが・・。

18:39, Thursday, Aug 11, 2016 ¦