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1/9「伊達さんの、ますますファンになりました」
 本日、
お世話になっている方のお父様のご葬儀があり、
昨晩日光から東京に戻ってきました。

 そして、
夜8時からNHK衛星第二放送で、
「ザ・スター」クルム伊達公子を見ました。

 もともと伊達ファンの一人なんですが、
昨日の番組を見て、
ますます人間伊達公子が好きになりました。

 皆さんも、
伊達さんがプロテニスプレイヤーとして、
3年前に37歳という年齢で復帰すると聞いたときに、
きっと驚かれたことと思います。

 一時は世界ランキング4位まで登りつめて、
世界の超一流選手の一人として活躍して引退したのに何でまた、
と私も思いました。

 そして、
当時のマスコミの論調は、
「やり残したことがあるから」
というものが主流でした。

 でも、
そうじゃなかったんです。

 まったくその気のなかった伊達さんに、
強く復帰をすすめたのは、
夫のミハエル・クルムさんだったんです。

 結婚して子どもを産み育てたかった伊達さんは、
どうしても子どもを授かることができずに、
人生の目標を失いかけていました。

 そんな伊達さんに、
夫のミハエルさんは優しくこう語りかけます。

 「僕はまだ一度も君がプロのテニスプレイヤーとして、
コートに立っているのを見たことがないよ」

 「一度見てみたいなあ」と。

 その投げかけに対して、
伊達さんは逡巡します。

 「一度は世界ランキング第4位で活躍した自分だ」

 「プロに復帰して、無様な試合は見せられない」

 「体力的にも自信がない」と。

 そんな彼女の背中をそっと押すようにご主人は言います。

 「Nothing to lose」と。

 この一言で迷っていた彼女の気持ちが吹っ切れます。

 「そうだ、今の自分に失うものはなにもないんだ」

 「もう自分はかつての自分ではないのだから」

 「今の自分に出来ることを精一杯やろうと」

 そして、
こう決意したのです。

 「世界と戦うためでなく、
若い選手へ刺激を与えるために」

 こうしてあの奇跡の復活劇が始まるわけです。

 温かく包んで優しく見守ってくれる夫のミハエルさんがあって、
今の伊達さんの活躍があるんですねえ。

 見ていてとっても感動しました。

 それから、
記者さんからの
「伊達さんのどんなところに惹かれて結婚されたんですか?」
との質問に、
ミハエルさんはこう答えていました。

 「笑顔ですねえ」と。

 確かに伊達さんの笑顔って素敵ですよね。

 今年で41歳になられる伊達さんが、
ますますいのち輝かして活躍され、
あの素敵な笑顔をもっともっと見せてくださるよう願っています。

 

08:21, Sunday, Jan 09, 2011 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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