「がんばり過ぎる人と、……」8/25(月)
「がんばり過ぎる人と、なまける人を待ち受けるものは?」
ある修行者は、徹底的に禁欲を守ろうとします。
またある修行者は、快楽におぼれることは
悪いことではないと説きます。
真の幸せを得られる賢者は、このような
「極端な考え方」に走ることはありません。
ブッダの大切な教えのひとつに、「中道」というものがあります。
これは「徹底的な禁欲生活を自分に課して、
厳し過ぎる修行をすれば、かえって悟りを得られない。
もちろん、快楽におぼれて修行をなまけるようでも、
悟りを得られない。厳し過ぎず、なまけず、
程よくバランスのとれた修行をしていくことが、
悟りを得るためには一番大切だ」という考え方です。
実際にブッダは悟りを得るために厳しい修行をしたと言われます。
それは断食をしたり、息を限界まで止めてみたり
ということだったのですが、心身ともにボロボロになった末に、
「こんな修行をしたところで、
真理に到達することはできない」と悟りました。
この教えは現代人にも通じます。たとえば、ある人は、
「一生懸命に働くことは、いいことだ。
働いてこそお金が儲かり、家族を幸せにできる」
という考えから、ほとんど寝る間もないほど
働き詰めた結果、病気になってダウンしてしまいました。
これではかえって幸せから遠ざかってしまいます。
だからといって、働かなければいけない立場の人が、
遊んでばかりいていいわけがありません。
お酒もほどほどなら身体にいいのですが、
飲み過ぎれば体の毒になります。
つまり稼ぐことも遊ぶことも、学ぶことも食べることも、
すべては「ほどほど=中道」が一番いいのです。
「ブッダの『強く生きる』ヒント」より抜粋

ある修行者は、徹底的に禁欲を守ろうとします。
またある修行者は、快楽におぼれることは
悪いことではないと説きます。
真の幸せを得られる賢者は、このような
「極端な考え方」に走ることはありません。
ブッダの大切な教えのひとつに、「中道」というものがあります。
これは「徹底的な禁欲生活を自分に課して、
厳し過ぎる修行をすれば、かえって悟りを得られない。
もちろん、快楽におぼれて修行をなまけるようでも、
悟りを得られない。厳し過ぎず、なまけず、
程よくバランスのとれた修行をしていくことが、
悟りを得るためには一番大切だ」という考え方です。
実際にブッダは悟りを得るために厳しい修行をしたと言われます。
それは断食をしたり、息を限界まで止めてみたり
ということだったのですが、心身ともにボロボロになった末に、
「こんな修行をしたところで、
真理に到達することはできない」と悟りました。
この教えは現代人にも通じます。たとえば、ある人は、
「一生懸命に働くことは、いいことだ。
働いてこそお金が儲かり、家族を幸せにできる」
という考えから、ほとんど寝る間もないほど
働き詰めた結果、病気になってダウンしてしまいました。
これではかえって幸せから遠ざかってしまいます。
だからといって、働かなければいけない立場の人が、
遊んでばかりいていいわけがありません。
お酒もほどほどなら身体にいいのですが、
飲み過ぎれば体の毒になります。
つまり稼ぐことも遊ぶことも、学ぶことも食べることも、
すべては「ほどほど=中道」が一番いいのです。
「ブッダの『強く生きる』ヒント」より抜粋

■トラックバック
この記事へのトラックバックURL:/blog21/blog.cgi/20140825055423