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「嫌いな人がいなく……」12/5(金)
「嫌いな人がいなくなる!愛に包まれて生きるコツ」

ひとつの生き物を慈しめば、ひとつの善行につながります。
生きし生けるものを、すべて慈しめば、
その数だけ功徳を積むことになります。

庭に咲く花を愛おしく思い、水をやれば、
その行いが「ひとつの善行」になります。
その善行が、その人の心に「ひとつの幸福」を
もたらしてくれるでしょう。

ペットの犬を散歩に連れて行ってかわいがってやれば、
それも「ひとつの善行」になり、その人の心に
「ひとつの幸福感」を与えてくれます。

ブッダは、人間に対しても、同じ「生きているもの」として、
別け隔てなく親身な気持ちでつき合っていくのがいいと説きます。

すべての人に対して、傷つけずに愛する心で接していれば、
誰からも恨まれることはないでしょう。

たとえば、職場で、「あの人は好きだけど、あの人は嫌い」
「あの上司のもとで働きたい。今の上司とはウマが合わないからイヤだ」
などと言っていてはダメです。

嫌いなものはどうしようもないと思うかもしれませんが、
あなたが「嫌いだ」と思うから、相手も嫌うという一面はあるのです。
「嫌いだ」という感情は、隠そうと思っても態度に現れてしまうもの。
その態度を見て、相手は「あの無愛想な態度は何だ。
こちらは何も悪いことはしていないのに」と恨む……
こうして人間関係はどんどん悪くなっていきます。

あらゆる「命あるもの」に対して親切にすればするほど、
自分の心が豊かに満たされていきます。
「誰にでも分け隔てなく愛情を注ぐ」という意識を持つと、
嫌いな人は、どんどんいなくなっていきます。

そしてあとには、本当に快適ですばらしい
人間関係だけが残ることになるのです。
これが「愛に包まれて生きるコツ」です。

「ブッダの『強く生きる』ヒント」より抜粋
hjk

05:15, Friday, Dec 05, 2014 ¦ 固定リンク ¦ 携帯