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「それ物芸芸たるも おの……(老子16章)」
「それ物芸芸たるも おのおのその根に復帰す(老子16章)」

頭であれこれ考えない

「芸芸(うんうん)」とは、雲は次々と湧き出ること。
「根」とは、自分の中に生き続けている自然的生命のこと。


生きていると、「思うようにならないこと」
「自分の期待にはずれること」
などの不安なイライラした気持ちが、
雲のように次々と湧いてくる。


そんな時は、理屈抜きで、
自分に内在する自然の生命のあり方を見つめ、
その自然の心に帰って行こう。


自分に内在する自然の生命とは、
代表的には呼吸である。
呼吸は、一切の「いい」「悪い」「プラス」「マイナス」
の考えを持たず、昼も夜も人間の生命をささえている。


根に帰るを静と言う(老子16章)


たまには、頭であれこれ考えずに、
大自然の生命に帰れ!


そこには、まことに静かな理屈のない世界がある。
人間は、栄誉や財貨や地位だけで生きているのではない。


自分が誇示している「主義」や「主張」や
宗教の理念などで生きているのでもない。
人間は、ひたすら自然の呼吸で生きている。


「老子・荘子の言葉100選」より抜粋


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22:53, Thursday, Feb 05, 2015 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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