「宗祖降誕会」5/18(日)
今日は宗祖降誕会のご法座でした。
お釈迦様は「人生は苦なり」と言われてます。それは、自分の思う(都合)通りにはならないよ、ということです。
ただ、その自分の思うとおりにならない人生を、一生懸命逃げずに
生きる中で本当の事に目覚めていきます。それは、自分一人で頑張
って生きてきたと思っておったこの人生は、実は多くの目に見える見えない
ご縁に支えられ、導かれ、守られて生かされて生きてきたことに気づいて
いくのです。だからこそ、淡々と努力した上で、今目の前に与えられた
ことを、「お任せ」の気持ちで頑張れるのです。
今日は五十歳になる伸ちゃんの誕生日を、ケーキを買ってきてみなんなでお祝いしました。彼と出会ったのが今から20年前
です。それからずっと同じ道を歩んて゛きた、同朋同行です。
彼も経営者の一人として、いろんなことを体験してきたし、現在も厳しい
環境の中を生き抜いています。ただ、どんな厳しい状態が来ようが先祖が
共に体験してみてくれていますし、何より自分の心の良心(仏性)が、温か
いお心で見守ってくれています。
だから、精一杯生活努力した上で、生活努力とは、仕事、食事、掃除、
健康管理などの生きる基本のことです。人間はうだうだ考えるより、
生活努力の行為が大事です。多くの悩む人、うだうだ言う人を見ていると
完璧を好む人が多いのです。
完璧を好む人は、行動する前に悩みます。→悩んだまま停止します。
→悩んだあげく何もしません。このようなパターンにはまると、最悪
パターンに自らがはまっていきます。要するにすべてに行為がないのです。
だから今の自分の現状の中て゛「自分なりにできる生活努力をした上」
で先祖(遺伝子)ーの感謝をしていくのです。これで肉体的にも精神的にも
自分が変わり始めます。人は生きる限り可能性に満ちているのです。
空港まで見送ってくれた彼と共にお好み焼きを食べて、またの再会を
誓いました。現状への感謝が未来も過去も決めていることを忘れずに。
生かしていただいて ありがとうございます。
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