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「三つ子の魂百まで」12/25(木)
ふっとした瞬間につくづく思う事があります。


それは「三つ子の魂百まで」。


まさにこの言葉の通り、自分の現在の性格は、あの保育園の
時、幼少時の頃の性格となんら変わっていない。だから、年を
とっても自分の本性、サガは変わらないだろう・・・・・ということ。


ただ、仏法を学び、また、様々な出来事の体験や経験を通して、
心の気づきや目覚めの段階、レベルは随分深まってきています。



自分の心がの目覚めや気づきが深まっていけばいくほど、心の
奥底に元から存在する仏性を思い出していきます。この時、人は
初めて「変わった」と実感できていきます。


それは、性格や傾向性は幼少時と一緒であったとしても、目覚め
や気づきの深さによって、自身の価値観や選択基準や感じ方が
初めて「変わって」いくからなのです。


そして「変わって」、気づいたことを素直に実践していくと、その人
の運気もゴロッと変わっていきます。


そこで必要なのが松下幸之助さんがいつもおっしゃっていた人間
の「素直さ」と「行動力」です。


まあ、深い目覚めや気づきによって「変わって」いけば、自然とこ
の「素直さ」も「行動力」も起こってきます。


実は、この会社というか、この心の洗心道場では、常に、この
「変わって」いくということを前提に、仕事に、ルールに、生活態度
に、約束に対して本気で接していきます。


その中で「変わって」いくことを阻害している、自分の心の悪しき
癖や傾向性に気づき、新たな決意と行動で自分の自我を薄めて
いけばいくほど、「変わって」いける要素は強くなっていきます。


いずれにしても、常日頃から「これでいいまか・・」という「問題意
識」や、気づいたら「新たな決意」「即行動」がないと、この「変わ
って」いくことは、まず難しいです。


僕は基本的にここに集まっているスタッフたちは、この「変わって」
いくことを目的に集まっていると思っていますし、また、そういうつ
もりで日頃から接しているので、何かにつけて、気づいたことは
その人の心の段階に応じた内容を、できるだけ正直に伝えるよう
に心がけています。


「変わる」とは、自我が薄まって自分の心の奥深い本質、仏性と
出遇ことこと、まさに、疑いのないほんとの素の自分を思い出し
ていくことなのです。


お念仏申すって、確かな阿弥陀さんに出遇うって、弥陀の誓願
不思議に出遇うって、そういうことなんです。


ちょっとお寺の住職になってしまいますが、
浄土真宗的にそのことを伝えようとすると
親鸞聖人はそのことを、「前念命終(ぜんねんみょうじゅう)、後
念即生(ごねんそくしょう)」と言われましたよ、と。


そのことは、自分の心の煩悩に対する執着が終わって、新しい
「いのち」が誕生するということですよ。「後念即生」は、「往生の
みち」のはじまりですよ、と。


そこではじめて、今まで「わしが、私が」の「我執」にしがみついて
いた心のこだわりを捨てて、確かな阿弥陀さん(心の奥底に宿る
仏性)を中心として、拠り所として生きる「いのち」が誕生します。


そのことを「心を弘誓の仏地に樹て、念を難思の法海に流す」、
わがいのちの中心を弘誓の仏地、浄土に樹てて、この娑婆を
何があっても強く明るく生き抜いていけるわが身にさせていただく
ということなのです。


で、みんなに言ってます。何があっても、いつでも、どこでも、
「念仏出てますか?」


毎日毎日、よくもまあこれだけいろかなことか゛あるなあ・・と
いうぐらいいろんなことが起こってきますが、その出来事を通して
実は仏さんに、自分の心の奥底に宿って下さっている阿弥陀さん
(仏性)に出遇っていくんです。だからチャンス。煩悩サマサマ
なんです。


常に自分が何を当てにしているのかを、自分の我執なのか、
仏さん(自分の心の奥底に宿る仏性・良心)なのか、ここでは
真剣に問われていくんです。そこで「私が」「わしが」が出よう
もんなら・・・・、言い訳、居直り、理屈等が出ようもんなら、法子
さんも僕も容赦なく、その「私が」「わしが」を粉砕していきます。
そして、仏ほっとかれていた仏さんの方向へ誘っていきます。


だからいつもその人の煩悩とは真剣勝負、ガチなんです。
その心の奥には祈るような願いがあるんですけどね・・。

P1060584

なんまんだぶつ。
生かしていただいて ありがとうございます。


18:40, Thursday, Dec 25, 2014 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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