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「見えないところ」 10/9(水)
 私たちはよく見える目を二つも持っています。
眼さえ開けば前の方のものは、じっとしていても見えます。


首を回せば横のものが見えますし、上も下も首を動かせばよく見えます。
遠いところののものは望遠鏡を使えば見えますし、小さいものは、


虫めがねや顕微鏡をのぞけば見えます。
ところがこの便利な目でも、見えないところがあるのです。
それは心の中です。


心の中でも他人の心はその動作や顔色あを見ていると
少しは分かるのですが、一番見えないのは自分の心なのです。
鏡にうつしても外側の姿は見えますが心まではうつりません。


お釈迦さまは”自分の心を見る目を持ちなさい”とおっしゃいます。
目は外に向かっているものですから人のことや
外の様子ばかりよく見えて、気になるものです。


今皆さんはお行儀よくお話を聞いてくれていますけど、
ちょっと心の中をのぞいてみて下さい。


”はやくゲームがしたいな”と思っているかもしれませんし、
”あの子はお行儀が悪いな”と人のことばかり気にしている
自分の心が見えるかもしれません。


見た格好はお話を聞いていても、心の中は全然違ったことを
考えていることが、よくあるものです。


仏さまの智慧をいただくと、この心がよく見えてくるのです。
よく見えてくると”アだめだな”と気がついて直してゆけるのです。


すぐにカッとなって人をなぐったり、気に入らないと言って
物を投げたりする人は、自分の心の目を持たない人なのです。


大人になっても、やけくそをおこして放火したり、損をさせたとか、
さわがしいとか言っては、人殺しをしてしまう人がありますが、
皆自分を見つめる目を持たない人です。


人間ですから誰でも腹の立つときはありますが、
ここで”アッまた私は腹を立てている”と心の中が見えるようになると、
間違いをおこす前に、自分をおさえることが出来るのです。



生かしていただき ありがとうございます。

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09:44, Wednesday, Oct 09, 2013 ¦ 固定リンク ¦ 携帯