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「公園のおじさん」 10/10(木)
 ある日、町の公園で、はだしの子供たちがキャッキャッと楽しそうに遊んでいました。
そこへ、みすぼらしい身なりをしたおじさんが、散歩にやってきました。


しばらくニコニコと子ども達をながめていましたが、
時々何やら拾ってはポケットに入れているのです。


上衣のポケットはいつの間にかいっぱいにふくらみました。
そこへパトロールの巡査が通りかかりました。


巡査はしばらくこの人の様子をじっと見ていましたが、
どうも怪しいと思ったのでしょう。


「もしもし君、上衣のポケットに何が入っているのですか。」と聞きました。
「いや、何でもないですよ。お見せするようなものではありません。」
おじさんは見せようとしません。


巡査はますますあやしくなって
「見せ給え、何でもなかった見せてもいいだろう」とむりにせまりました。


男の人は仕方なく上衣をぬいでポケットをひっくり返したのです”ザラザラーッ”
中から出て来たのは、きたないガラスのかけらや、
とがった石ころ、さびた釘などでした。


心のやさしいおじさんは、はだしの子供たちを見て、
足のうらを怪我しないようにと、
そんなものをひろっては、ポケットにつめこんでいたのです。


「ありがとうありがとう、君をあやしんでわるかった。」
巡査はあやまりました。


私たちもボロを着ている人を見てバカにしたり、反対にいい恰好をしている人を
いい人と決めてしまったりしてはいないでしょうか。
私たちの目は外側だけしか見えないので、あの巡査と
同じようにまちがいやすいのです。


十月十日は目の日です。生きたこの目は、一度つぶれると、
もう元には戻りません。亡くなってすぐの人の目をもらって、
その角膜(外側の薄い膜)を移植しなければ、見えるようにならないのです。


こんなに大切な目ですが、今ただよく見えるからといって、
この目だけを信用しすぎてはいけません。


生かしていただき ありがとうございます。


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10:02, Thursday, Oct 10, 2013 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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