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「怪我」 10/12(土)
 皆さんは、けがをしたことがありますか。
お医者さんに、幾針も縫ってもらうような怪我でなくても、
ころんですりむいたり、おでこを打ったりすることはよくあります。


ヨシオ君は、土曜日のお昼、おなかをへらして学校から、
とんで帰りました。「ただいま!」といって大急ぎで、表の戸を、
ピシャンと閉めた拍子に、人差し指をはさんでしまったのです。


「イタイッ」といったきり、あとはものも言えずに涙がポロポロでてきます。
指先はしびれてジンジン痛みます。


ヨシオ君は、「エーイ、この戸が悪いんだ。いつもは動きにくいくせに
今日はすべりすぎるんだもん。お父さんにたのんで、もっと上等の戸に
とりかえてもらわないとだめだ。」


そう思うと、ムラムラと腹が立ってきていたくないほうの手で、
ゲンコツをつくって、ガラス戸がビリビリいう程なぐりつけました。


お釈迦さまは、「どんな出来ごとも、本は自分にあるのです」
と教えて下さっています。


ヨシオ君も、もう少し落ち着いて戸を閉めていたら、
指をはさんだりしなかったでしょう。


戸が少し位、ガタピシしていても、戸が悪いのではありません。
注意の足りなかった自分が悪かったのです。


誰でも、自分が悪かったとは思いたくないものです。
都合の悪いことは、皆自分以外のもののせいにしたくなるのです。


ヨシオ君もこんな考え方をしていれば、たとえお父さんに、
ムリを言って新しい戸にかえてもらったところで、
また同じ過ちをくりかえすにちがいありません。


”イタイッ。僕はなんてあわてん坊なんだろう”と、あの時自分の
悪かったことに気がついていれば、腹を立てて戸をたたくことも
なかったのでしょうし、二度と指をつめないように気をつけたでしょう。


あなたもあわてて柱でおでこを打ったとき、
柱をたたいていませんか。


生かしていただき ありがとうございます


09:05, Saturday, Oct 12, 2013 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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