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「どれだけ早くできるかな?」11/2(土)
子育て中の母親が子どもに対して、
最も口にする機会が多いのが、
「早くしなさい」という言葉だと言われています。


でも、どうしてそんなに早くしないといけないのでしょうか……?


「約束があるから…・・」「みんなを待たせているから……」
「遅い様子を見ているとイライラするから……」などなど。


確かにどれも、もっともな理由ですが、
これらの理由はどれもこちら側、
つまり、母親側の都合によるもの。


子どもの側からみれば、これでは子ども自身が
急がないといけない理由にはなりません。


こんなことをお話しすると、
お母さんたちからは、


「そんなこと言ったって、
時間になればのお迎えバスが来ちゃうじゃないですか・・・。
それでも、早くしなくてもいいんですか?皆を待たせることになって、
迷惑をかけてもいいというのですか!」


という反論が飛んできそうですが、
そこでもう一つの質問です。


「何のために保育園へ行くのですか?
保育園へ行かせたいのは誰ですか?」と。


確かに約束の時間に遅れて、
皆を待たせてしまうのはいただけませんが、
そもそもなぜ、保育園に行かなければならないのでしょうか?


「行かなければならない……」と思っているのは、
単なる思い込みではありませんか?


子どもが本人の意思で「行きたい!」と言ったのなら、
かまいませんが、本人の意向とは別にお母さん方が、
無理に保育園に行かせたがっているとしたら、
子どもがグズグズしているのもムリのないことかもしれません。


保育園幼が楽しいところというのがわかれば、本人も納得して、
時間に間に合うよう、用意するでしょう。


かりに間に合わなくても、
本人が行きたいと言うのなら、あとから送って
行ってやってもいいでしょうし、別に遅刻したって、かまわないでしょう。
なんといっても、保育園は義務教育ではないのですから……。


ようは「時間に遅れるかどうか」が問題ではなく、
それが子供の意思でやっていることなのか、
母親が強制的にやらせているのかを見極めることが、
より大事な視点ではないでしょうか?


子どもが自分の意思で選択したことなら、
時間に遅れるとどうなるかを
ちゃんと説明してやれば、保育園に通える子供なら、
きっと理解できるハズ。


その場合、頭ごなしに「早くしなさい」と命令するのではなく、
「もうすぐバスが来る時間だよ。出かけないと遅れちゃうよ。
保育園に行きたいのなら、バスの時間に間に合うように、
早くしようね」
という言い方になるでしょう。


あるいは、
「大好きな保育園のバスに間に合うように、
どれだけ早く用意ができるか、やってみようか」と
子どもの遊びごころを引き出す言い方もアリでしょう。


この言葉がけの違い……、子供だって、ちゃんとわかりますから……・


子どもは無限の可能性を秘めた自由な存在です。
その自由な可能性を殺してしまうのが、強制したり、命令したりすること。


命令は力づくで相手に言うことを聞かせること。
アタマご無しに強制されたり、命令されて、気持ちのよくなる人はいません。
それは子どもだって、同じ……。


むしろ、感受性の強い子どもの方がより強く抵抗を感じることでしょう。
「しなさい」と命令するのではなく、「しようね」「してみようか?」
と子どもの自主性や可能性を引き出す言い方こそ、
「子どものいのちを生かす言葉」の基本です。


「心が軽くなる 子育ての言葉」より抜粋

15:37, Saturday, Nov 02, 2013 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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