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「もう一回、やってみようか?」 11/4(月)
 子供が授かる前、親の願いは、新しい命が宿ることでした。
子どもが生まれる前、親の願いは、無事に誕生してくれることだけでした。
子どもが生まれた瞬間、親の思いは、
「生まれてきてくれて、ありがとう」。ただ、それだけでした。


そのとき、何ができるとか、できないとか、何が得意だとか、
将来、何になってほしいとか……、そんなこと考える親は、いないでしょう。


ただただ無事に生まれてきてくれたこと、そこにそうして生きていること。
ただ、それだけで十分、幸せで満たされていたはずなのに……。


たとえばトイレトレーニング。
おむつがなかなか外れない。よくおもらししてしまう。
「おしっこ」や「ウンチ」がちゃんと言えない。
トイレで用をたすことができない。
一人でトイレへ行けない。おねしょをしてしまう…・・・などなど。


年頃の子供を持つ親が、誰もが一度は直面する問題です。
そんなとき、子供にむかって、「どうしてできないの!」と
声を荒げてしまった経験をお持ちの方もきっと少なくないでしょう。


その現場に直面すると、確かに子供がちゃんとトイレで用をたしてくれないと、
洗濯物は増えるし、掃除はしないといけないし、部屋は汚れるし、
匂いはつくし……。これが外出先だと、まわりに迷惑がかかるし、
恥ずかしいし……、確かにめんどうなこと、この上ありません。


ただ、だからといって、子供を「どうしてできないの!」と叱ってみても、
何の解決にもなりません。これは子どもに「できない理由」を
たずねているのではなく、ただ感情にまかせて、怒っているだけです。


怒られた子供は委縮しますから、よけいにガマンしたり、
おもらししたりなど、トイレがうまくできないという悪循環に陥るだけで、
事態が改善することはありません。


トイレトレーニングに関していえば、ある程度の年齢になれば、
自分で用をたせるようになります。大きな身体的障害を抱えていない限り、
大人になって、ひとりでトイレにいけない人はいません。


誰もがやがて、自然に「できるようになる」のですから、
それが少し早いか遅いかの違いがあるだけ……。
ですから、「どうしてできないの!」と責めても意味がありません。
そこには、「今はまだ、できない」という事実があるだけです。


子どもであっても、「快・不快」の違いは、ちゃんと分かっています。
人は本能的に「不快」を遠ざけ、「快」を求める生き物です。
ですから、目の前にあることが「快」につながるとわかれば、
ちゃんと「快」の方を選択します。


トイレトレーニングであれば、おトイレで用をたすことが、
より「快」であるということであれば、
子どもは自然にそちらを選択するのです。


親の仕事は、どちらがより「快」であるのかを、子供に提示してあげること。
「こっちの方が気持ちいいよ」「楽しいよ」と見せてやることです。


そちらが「快」だとわかれば、子供は放っておいても、「快」を選択します。
それでも、うまくできなかったら、うまくできるようになるまで、練習するだけです。


「じゃあ、もう一回、やってみようか!」と明るく声をかけ、
励ましてあげることが、あなたも子供も、ともにハッピーになるヒケツです。


「心が軽くなる 子育ての言葉」より抜粋

10:46, Monday, Nov 04, 2013 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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