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「悪口を言われた身になる」方が心に響く 5/5(月)
 「ダメだよ、人の悪口を言ったら」と叱るお母さんがいます。
もちろん、もちろん、悪口を放っておくよりずっといいのですが、
できれば、こんなふうに言ってあげてはいかがでしょうか。


「お母さんはそういう言い方、好きじゃないなあ」
「もしもあなたがそう言われたら、どんな気持ちになるかな。
ちょっと考えてみてほしいんだけど。どうかな、うれしい気持ちになる?」


 体の特徴をからかわれたり、
人格を踏みにじるような言い方をされたり、
おまえなんか死ねと言われたりしたら、
誰だって、とても傷つきます。


「自分がされてうれしくないことは、
人にもしない方がいいと思うけどなあ」
いけないと言われたからやらないのではなく、
「相手の身になって考える」と言うことを、
ぜひ子どもにも教えてあげてください。


成績がよかったり、競争に勝てることよりも、
ずっと人間として大切なことです。


 悪口を言う子は、悪い子なのではありません。
子どもと言うのはけっこう残酷なところがあるし、
自分中心に世界が回っているのだと思っています。
おもしろそうだと思えば、
調子に乗って相手をからかったりするのです。


 けれど成長するにつれて、
相手の立場になって考える力が付き、
みんなと自分と同じように傷ついたり
悲しくなったりするんだなあ、
こんなふうにしたら痛いかな、
こう言われたら悲しいかもしれない、
と想像できるようになるのです。


 相手の身になる、ということがわかるためには、
「いい・悪い」を教えるだけでは十分ではありません。


 「それはダメ」と禁止したり、「えらいね」とほめる
やり方ではなくて、「そんなことをすると、お母さんは悲しいよ」
「こうしてくれて、お母さんうれしかったよ」と、
気持ちを伝えることが必要なのです。

「子どもの『くじけない心』を育てる本」より抜粋


 
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10:23, Monday, May 05, 2014 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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