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「完ぺきじゃない親が……」8/8(金)
「完ぺきじゃない親が子どものストレスをへらす」

子どもの前でケンカするのはよくありません。
けれどつい、話し合いのはずがケンカになって
しまうことだってあります。


「お父さんとお母さん、ケンカしていたの?」
と子どもに言われたら、どうしたらいいでしょう。
「ケンカなんかしていないわよ」とごまかすのはよくありません。
実はお父さんに愛人がいて……なんていう話は
子どもに話すべきではありませんが、
日常にかかわることだったら、
教えてあげたほうが子どもは安心するのです。


「そうだね、ケンカしちゃった、ちょっとこういうことで
お父さんと意見が合わなかったんだよ。ケンカじゃなく
話し合いにしたかったんだけど、
ついついお母さんも感情的になっちゃって」
「あれはよくないね。もうちょっと
静かに話したほうがいいよね、アッハッハ」


いつもいつも立派なお母さんでなくてもいいのです。
何も失敗しない完ぺきなお母さんでは、
子どもは息苦しくなってしまいます。
ついケンカしてしまったときは、
まずかったね、と認めればいいのです。


もちろん、子どもの見ている前でケンカしないに
こしたことはありません。夫婦といえども、
意見の違うことはいろいろあるでしょうから、
そういうことを話し合いたいときは、
場所やタイミングに配慮しましょう。
子どもが寝てから話し合うなり、
散歩しながら議論するなりすればいいのです。


「子どもの『くじけない心』を育てる本」より抜粋

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05:06, Friday, Aug 08, 2014 ¦ 固定リンク ¦ 携帯