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「自分の人生に満足できる人、できない人」9/19(金)
「いいこと」をして、その果報として「いいこと」を
経験するのは、楽しいことです。
「いいこと」をした結果として、希望がかない、
安らぎが得られるのは、楽しいことです。


悪いことをして、人を喜ばせることができたとしても、
後ろめたいイヤな気分や、
いつかバレるかもしれないという不安がつきまといます。


一方、「いいこと」をして、人を喜ばせることができれば、
自分自身もうれしい気持ちになってくるでしょう。
やはり、「いいこと」をして、「いい結果」が返ってくるから、
人は大きな満足を得ることができるのです。


悪いことをして人を喜ばせても、本質的な喜びは味わえません。
たとえば、同じ職場の同じ役職の人同士であれば、
よく働こうが怠けていようが、給料の額にそれほどの差はないでしょう。
それなら、怠けていた方が得だと思う人が出てくるかもしれません。


しかし、「給料を受け取ったときの満足感」には大きな差が出るものです。
よく働いて給料を受けとる人は、「来月もさらに頑張ろう」という、
清々しい意欲がわいてくるのを感じるでしょう。


これに対し、怠けていた人は、同じ額の給料をもらっても
不満がいっぱいで、意欲も湧いてきません。
この差が、年月を経るにつれ、どんどん大きくなるのです。
それがわかれば、“一生懸命働く”という「いいこと」をして
給料を得る方が、ずっと得だとわかるはずです。
いつか帳尻は合います。一生懸命に頑張ることを、
ブッダも「いいこと」だと教えています。


「ブッダの『強く生きる』ヒント」より抜粋

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05:20, Friday, Sep 19, 2014 ¦ 固定リンク ¦ 携帯