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「意地悪をされ、恥を……」10/6(月)
「意地悪をされ、恥をかかされたら、どうしたらいいの?」

いくら人を恨んだとしても、あなたの心ははれないでしょう。
「恨まない」ことでしか、心は晴れないでしょう。


人を恨んで「あなたのためになること」は何ひとつないのです。
それゆえ賢者は、人を恨んだりしないのです。


悪口を言われたり、軽く扱われたり、恥をかかされたり、
ひどい意地悪をされたりすれば、
誰でも相手を「恨む」気持ちを持つことでしょう。


「あの人にも、自分と同じ思いをさせてやりたい」と、
仕返ししたくなるかもしれません。
しかしいくら相手を恨んでも、決して自分の心は晴れません。
むしろ、いっそう心の中の苦しみが増幅していくでしょう。


また、こちらが仕返しをすれば、相手もさらにイヤなことを
やり返してきて人間関係がますます悪化し、
相手を恨む気持ちはもっと強まっていくばかりでしょう。


ですから、意地悪なことをされた時の一番いい方法は、
その相手を「恨まない」ということです。
相手の言葉や仕打ちを無視してしまえばいいのです。


そして、その相手から、静かに遠ざかるのがもっとも賢い方法です。
とにかく、自分の気持ちを平静に保つことが大事です。
相手を恨んで、心の中をネガティブなエネルギーで
いっぱいにしてしまったらストレスがたまり、
自分自身が損をするだけです。


あなたが恨まずにいれば、
相手の負のエネルギーの影響を受けずにすみます。
あなたが仕返しをしなくても、意地悪を本人は、
いずれどこかで同じ目に合うものです

「ブッダの『強く生きる』ヒント」より抜粋

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08:11, Monday, Oct 06, 2014 ¦ 固定リンク ¦ 携帯