ボスの仏の子通信: 「迷ったときは、『欲』と……」 ..

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「迷ったときは、『欲』と……」11/7（金）

「迷ったときは、『欲』と、『執着心』を捨てればうまくいく！」

「あれも欲しい。だが、これも欲しい」という迷いを捨てる。
「これでなければダメだ」という執着心を捨てる。
この二つの心がけを実践していくのは、簡単ではありません。
しかし実践できればすばらしい幸福を得られます。

「決断力がない」人がいます。
「Ａを選ぶべきか。Ｂを選ぶべきか」という二者択一の決断を
迫られた時、「どちらを選ぶか迷って、決められないのです。

迷って、決められないのは、もしかしたら、
「欲張り過ぎている」からかもしれません。
「Ａもほしい。Ｂもほしい」という欲張った考えがあると、
「迷って、決められない」という状態に陥りがちです。

そういう時は、「欲を少なくする」のが解決策になるでしょう。
欲張った気持ちを捨てることで、「どれをとるのが賢い選択なのか」
がわかってくるでしょう。一方、「頑固で融通がきかない」人もいます。

たとえば、「Ａを選ぶべきか。Ｂを選ぶべきか」という
二者択一の選択を迫られた時、今の時代なら明らかに
Ｂを選択するほうがいいのに、過去にＡを選んでいい思いをしたから、
「Ａでなければダメだ」と言い張るのです。周囲がいくら説得しても、
聞き入れようとしません。

その人は過去の結果に執着しています。
この「執着心」も、「欲張り」という迷いと同様に、
人生を不幸に導く原因になりやすい感情です。

このような感情を捨てるのは簡単ではありませんが、
意識して捨てることが、幸せに生きるコツです。

「ブッダの『強く生きる』ヒント」より抜粋