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「得難きの貨は 人の行いを妨げしむ(老子十二章)」
お金に四苦八苦していると「平常心」をなくす

自分の力では、
とても及ばないような財貨を手に入れようと
四苦八苦しているうちに、人は、人生をあやまる。


お金を増やすことばかりを唯一の生きがいにすると、
いささか成長をとげたとたん、
不祥事が多発して、大損害を被る。


馳てい畋猟は、人の心を発狂せしむ(老子十二章)

「馳てい」とは、馬を走らせること。
「畋猟」とは、狩りをすること。

広い野原で、馬を走らせ、鹿やウサギを追いかけて
狩りに夢中になっていると、人は、いつしか平常心を
失って、発狂する。
なぜ、発狂状態になってしまうのか。

財貨や獲物を追い求めているうちに、
自分の魂がお金や獲物に乗り移ってしまうからだ。

腹をなして、目をなさず(老子十二章)

自分の内面の生命力の尊さを知って、
画会の利益にはあまり目をくらませない。


「老子・荘子の言葉100選」より抜粋
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01:30, Friday, Jan 30, 2015 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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