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{フォレスト・ガンプ」6/22(木)
消息がまったく分からなくなっていたSさん。


財務の野口さんがあれこれ調べ、
なんと4年前に脳梗塞で倒れたことが発覚し、
それ以来、関東圏内にある奥様の御実家に住んで
リハビリに専念されていることが分かりました。


それを聞いたら
じっとしておれなくなって、
今日は法子さんと共に2時間半をか
なんだかんだといろんなことがあったけど、
本当に縁が深いSさんに会いに行ってきました。


その途中いろんなことを考えました。
車椅子なんだろうか?脳梗塞で倒れたのだから
私たちのことを覚えているのだろうか?
寝たきりになってるんじゃなかろうか????


奥様の実家に近づくにつれて、
二人とも「ドキドキする。緊張する。」と、
ワーワー言いながら到着。


Sさんの大好きだった甘いお菓子を持って、
玄関を少し開けて「こんにちは~こんにちは~~~」
そうするとなんと、Sさん自信が「どちらさまでしょうかあ??」と、
奥の部屋から目の前に現われました。


その元気そうな姿に法子さんも私もビックリ。
「誰だか分かる?Sさん分かる?」「分かりますよ。法子さんと、先生」
「いつも先生の夢見てるんです。法子さんもです」
「そうかあ・・Sさん、よかったあ・・
あえてよかったあ・・」。


もうそれからというものも
感動、感激、涙、その人がどんな状態であろうと生きているだけでいい。
とにかく再会を喜び合いました。


しっかりした奥様も出てこられ、
奥様も交えて40分ぐらいでしょうか、
いろんな懐かしいお話をさせてもらいました。


それにしても、
嬉しかったなあ、心が温まったです。


また、
大役を引き受けてくれて「ありがとう」。
「自分の身を投げ出してまで・・・」。
感謝、それしか出てきませんでした。


役割としてそんなことはまずないでしょうが、
彼があのまま経営的に成功していったら、
もう二度と会う事もなかったでしょう。
結末はそうじゃない。脳梗塞で倒れ、
無力になり、鎧を脱ぎ捨てさせられ
本当の彼の素の姿に戻っていった。


それは無邪気で、純粋で、疑いの無い、
まるで少年のような本当の彼の姿です。


大役を終えて、
純粋で屈託のないありのままの彼に戻っていました。
いや、戻されていました。


「9月10日に再会しような。
水洗い20周年だから、Sさんに会いにここにみんなで来るよ。」
「ありがとうございます。楽しみにしています」


奥様と二人、
深々と頭を下げて千葉に帰る私たちを
見送ってくれました。


「生きてるだけで丸儲け。生きているだけでいい」


そには価値を計量するのではなく、意味を感得していく
世界が広がります。とっても温かい世界です。


彼は昔のことはしっかり覚えていますが、
今あって話したことは30分後にはすべて忘れているのだそうです。
そういう病気なのだそうです。


まさにフォレスト・ガンプ。一期一会です。


また会いに行っても話は初めからなのでしょう。
だけど、そんなことはどうだっていい。
彼が生きているだけでいい。生きているSさん、笑っているSさんに
会えるだけでそれでいい。


その人のためなら、
自分の命すら投げ出す覚悟がある。
大きな志の為ならどんな役でも後悔なく引き受ける。
前の世から深くて強い順縁というものは、
そういうものなのでしょう。


ただはっきり言えるのは、
そういうことのできる●縁のある
強力なチームなのだということです。
その要を決して忘れてはいけない。


その先には大きな志、
お花畑とはまったく違う
より具体的な理想や目的があるといことです。
そのためにナチュラルクリーン物語は進行している。


健康に留意しながら
強力なチームの一員として頑張りましょう。
とっても心の奥底が温かいです。
とにかく突き進む世界は大安心の世界です。


ナチュラルクリーン物語の第一幕の20年は
とにかく基礎を固めるために頑張る。
心の中心を定める、鍛えるためにありました。


そして第二幕のこれから20年は、
より深く、幅広く、より柔らかく、厳しい中にもより温かく、
自分の特性を生かしながら豊かて゛潤いのある
世界を生きていく。まさにちゃらんぽらんでも怠惰でもない、
心から楽しめる世界をワクワク生きるということです。


より基本を大切にし上での自然な世界に向かいます。

17:50, Thursday, Jun 22, 2017 ¦ 固定リンク ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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