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「撥水加工のメカニズム」1/24(金)
3月になると「ダウン」の撥水加工無料キャンペーンが
スタートします。


今日はその「撥水加工のメカニズム」について
少しお伝えしておきましょう。


衣類やバッグなどが水を弾くようにする加工が撥水加工です。
撥水加工をしておくと、水に濡れにくいだけでなく、油も弾きますので、
汚れが付きにくく、付いても取れやすいという利点があります。


では、撥水加工はどういうメカニズムで水を弾くのでしょうか。


雨の日に、蓮や里芋などの葉っぱの上にかかった水が、
コロコロと小さな水玉になっているのを見かけたことがあると思います。


これは、葉っぱの表面に非常に細かい産毛があって、
水がその上に乗っかって水玉になっているのです。
撥水加工はこの原理を応用したものです。


生地の表面にフッ素樹脂などで薄い皮膜を作り、
これに熱を加えると、樹脂の表面が細かく突起して葉っぱの産毛と
同じような状態になり、これが撥水効果をもたらします。


ここで、アイロンなどで熱を加えて撥水効果が増すことを、
表面が突起することから、撥水の目が立つという言い方もしますが、
撥水スプレーをかけただけよりも、熱を加えると、
撥水はずっと強力になります。


また、上着やシャツの首回りや袖口は、皮膚と触れ合うため、
皮脂や汗などで汚れて黒ずみや黄ばみが発生します。


ここに撥水スプレーをしておくと、汚れが染み込みにくいため、
汚れにくくなる効果もあります。


シャツの襟や袖口の汚れ防止用のスプレーも市販されており、
これは、樹脂を生地にコーティングして汚れを防ぎ、
洗うと汚れと一緒に樹脂が取れるため、生地には汚れが残ら
ないというものです。


ベビーパウダーも一緒で、
パウダーが汗や皮脂を吸収しますので、
これも洗うとパウダーと一緒に汚れが取れるため
私はこのベビーパウダーをドレスシャツの首回りや袖口に
活用しています。


また、
撥水スプレーをネクタイに噴霧しておくと
食べモノの汚れを弾きますので
汚し屋の私としてはとっても重宝しています。


また、ダウンや
マウンテンパーカーなんかは撥水してないと
逆に雨や雪でベチャベチャになるので
撥水加工は絶対的な付加価値といっていいでしょう。

16:11, Friday, Jan 24, 2020 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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