「本当の御利益とは」12/17(土)
仏さんが人間の「いのち」に対する願いって一体なんなんだろう?
それはね、当然ですが、我を強くして自己実現していくことでも、
欲を満たして欲しいものを手に入れていくことでもなく、
人間は隙あらば「自分の願い」を神仏にお願いしにいきますが、
その願いって全部自分中心で自分の都合のいいことばかりを
お願いにいってしまいます。
困ってる時は心情的にはわからなくもないけど、
それをすへ゛て聞いてくれるような神仏ばかりならば、
この世はどろどろの地獄になりますよ。間違いなく。
そんなドロドロのじゃなくて、
それぞれがこの世に生まれてきたこのオリジナルの「いのち」の特性を
本当に素直に出し切って、生き切って、同じ時代を生きる人と、
お互いに照らし合っていくのが、本当の「いのち」の在り方です。
それが仏さんの願いなんです。
これを仏教の言葉で言うと、「利他」ですね。
他の人の「いのち」の喜びや幸せに貢献できたら、
これが一番の幸せなんです。
どうですか?なんか自分がそう生きられたらわくわく
するでしょ。
この自分の「いのち」が本当に願っているのは、
自分の「いのち」が、何のしがらみなどに縛られず
自由自在に生きることであって、
またその「いのち」を生き切ることによって、
他の人の「いのち」を幸せにできるという在り方ですね。
そんなとき本当に自分の「いのち」は満たされるし、
喜べています。
仏教でいただく御利益ってそういうことなんですよ。
自分の欲や自我の個人的願望を叶えてもらうことを御利益とは言いません。
それは欲願なんで、何かネチョとして重いです。
仏教の御利益は、自分の都合のいいことを実現させるという話ではなく、
いただいたこの「いのち」を、本当に生き切って、他の人のお役に
喜びに、役立てていくことにあります。
そういうのって軽くて気持ちいいです。
ふっと今出てきたのは、
郵便局を定年退職して老人施設の「もやい」に行ってる仏婦の藤吉さんなんて
そうだよね。
いつもお年寄りのお世話しながら、彼女の「いのち」がいきいきしてる。
自分の「いのち」を、本当に生き切って、他の人のお役に立っていくことが
できている。だから輝いてる。
それが一番幸せな「いのち」の在り方だし、仏さんの御利益(元気)を
いただいているってことなんです。
そして仏の願いを生きているってことなんです。
当然、そこにはあんまり不平不満口愚痴はないですね。
僕の周りにはめちゃくちゃ多いいですよ、こういう人が。
もっともっと仏さんを好きになってそういう人が一杯増えれば
この世は明るく元気になるのにね。
僕は実に単純なんで、僕がいる場所、関わる場所が、
本当の御利益が授かる場所であればいいと思ってるんです。
みんな輝いたら自分も輝けるからね、このいのちがね。
生かして頂いて ありがとう御座位ます。
それはね、当然ですが、我を強くして自己実現していくことでも、
欲を満たして欲しいものを手に入れていくことでもなく、
人間は隙あらば「自分の願い」を神仏にお願いしにいきますが、
その願いって全部自分中心で自分の都合のいいことばかりを
お願いにいってしまいます。
困ってる時は心情的にはわからなくもないけど、
それをすへ゛て聞いてくれるような神仏ばかりならば、
この世はどろどろの地獄になりますよ。間違いなく。
そんなドロドロのじゃなくて、
それぞれがこの世に生まれてきたこのオリジナルの「いのち」の特性を
本当に素直に出し切って、生き切って、同じ時代を生きる人と、
お互いに照らし合っていくのが、本当の「いのち」の在り方です。
それが仏さんの願いなんです。
これを仏教の言葉で言うと、「利他」ですね。
他の人の「いのち」の喜びや幸せに貢献できたら、
これが一番の幸せなんです。
どうですか?なんか自分がそう生きられたらわくわく
するでしょ。
この自分の「いのち」が本当に願っているのは、
自分の「いのち」が、何のしがらみなどに縛られず
自由自在に生きることであって、
またその「いのち」を生き切ることによって、
他の人の「いのち」を幸せにできるという在り方ですね。
そんなとき本当に自分の「いのち」は満たされるし、
喜べています。
仏教でいただく御利益ってそういうことなんですよ。
自分の欲や自我の個人的願望を叶えてもらうことを御利益とは言いません。
それは欲願なんで、何かネチョとして重いです。
仏教の御利益は、自分の都合のいいことを実現させるという話ではなく、
いただいたこの「いのち」を、本当に生き切って、他の人のお役に
喜びに、役立てていくことにあります。
そういうのって軽くて気持ちいいです。
ふっと今出てきたのは、
郵便局を定年退職して老人施設の「もやい」に行ってる仏婦の藤吉さんなんて
そうだよね。
いつもお年寄りのお世話しながら、彼女の「いのち」がいきいきしてる。
自分の「いのち」を、本当に生き切って、他の人のお役に立っていくことが
できている。だから輝いてる。
それが一番幸せな「いのち」の在り方だし、仏さんの御利益(元気)を
いただいているってことなんです。
そして仏の願いを生きているってことなんです。
当然、そこにはあんまり不平不満口愚痴はないですね。
僕の周りにはめちゃくちゃ多いいですよ、こういう人が。
もっともっと仏さんを好きになってそういう人が一杯増えれば
この世は明るく元気になるのにね。
僕は実に単純なんで、僕がいる場所、関わる場所が、
本当の御利益が授かる場所であればいいと思ってるんです。
みんな輝いたら自分も輝けるからね、このいのちがね。
生かして頂いて ありがとう御座位ます。
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