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「お母さん、悲しいな」 11/19(火)
「理屈ではなく、悪いことは悪いと教える」。
それが親の務めだと言われたりしますが、本当にそうでしょうか?


「ウソをついてはいけません」
「約束を破ってはいけません」
「人のモノをとってはいけません」
「けんかをしてはいけません」
「人に乱暴したり、傷をつけてはいけません」などなど……。


確かにその通りだと思いますが、
ではそうやって育てられてきた私たち大人は、
この「悪いこと」をやってはいないと言い切れますか?


世の中から「悪いこと」がなくなったことは、
歴史上あるでしょうか?


理屈ではちゃんと「悪い」とわかっているはずなのに、
その「悪いこと」がなくならないのは、どうしてなのか
疑問に思ったことはありませんか?


もし子どもから、大人はどうして「悪いこと」をしてしまうの?
と問いかけられたとき、あなたはどうこたえるのでしょうか?


相手が子どもだからと言って、
自分でもちゃんと理由が説明できないことを
頭ごなしに押しつけるのは、横暴です。


言ってる本人がちゃんとできないにもかかわらず、
「正しいこと」だからという理由で、
その価値を子どもに教えるのは、あまりに乱暴というもの……。


そういう大人の姿勢を見て、子どもは「ウソをつくこと」や
「約束を破ること」を覚えてしまうのではないでしょうか?


この世に完璧な人間など、存在しません。
「完璧」でないから、人間をやっているのです。


「悪いこと」はしない方がいいとわかっていても、
それが完璧に守れないのが人間です。


自分ができていないことを、子どもに押しつけるのは
「大人の傲慢」以外の何物でもないと、私は思います。


子どもが「よくないこと」「悪いこと」をした場合、
「良い・悪い」で裁いて、頭ごなしに「あやまりなさい!」と
叱りつけるのは、子どもからの反発を買うだけ。


「お母さんは悪いことはしていないの?」
「お母さんだって、悪いことしているのに、
なんで私だけが叱られないといけないの?」
と子どもに思われたら、終わりです。


親としての信頼はガタ落ちで、
もう言うことを聞いてくれなくなるだけ。


それでもさらに「良い・悪い」で裁いて、
力づくで抑え込もうとすると、
子どもの抵抗するチカラがさらに増す……
という悪循環に陥るだけなので、くれぐれも注意が必要です。


子どもが「よくないこと」「悪いこと」をした場合、
「良い・悪い」で裁くのではなく、伝えるべきは、
親としての感情です。


子どもがした「よくないこと」「悪いこと」を見て、
親である自分がどう感じるのかという、
素直な気持ちを子どもに伝え、
感情を分かち合うことが大切です。


「お母さんはショックだった」
「とても悲しかった」
「寂しかった」などなど。


大好きなお母さんが自分のした行為によって、
悲しんでいる様子を見せられたとき、
子どもは初めて「これは大変なことをした」と、
事態の大きさに気づくことになるのではないでしょうか。


こうしたアプローチの方が「あやまりなさい!」と
大声で怒鳴るより、何倍も効果的だと私は思うのですが、
いかがでしょうか?



「こころが軽くなる 子育ての言葉」より抜粋
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09:31, Tuesday, Nov 19, 2013 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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