「思春期とはどのような時期か?」 12/6(金)
小学4年生頃から、精神的離脱が始まるように感じています。
それまで子どもは、親の人格に寄り添って生きてきました。
そしてこの時期から、子どもはひとりの人としての
人格を作り上げるために、徐々に親から離れ始めます。
特に中学生、高校生になる頃は、
親と自分の存在を完全に切り離し、
自分個人の人格を確立し始める時期です。
この時期、子どもたちは、
大変憂鬱で不安の中を生きています。
親との距離をどんどんあけてはいても、
個人としての価値を確立できているわけではありません。
子どもにとってはこの時期、
その存在価値に空白のときができるのです。
思春期はそんな時でもあると、私は考えます。
この空白のときにおいて、
特にピークは16〜17歳であるように思いますが、
子どもの記憶も空白になることが多いようです。
私自身も含めて、この頃の記憶になぜか、
もやがかかったようになっている話をよく聞きます。
自分のどろどろとした内面の葛藤を、
思い出したくないからでしょうか。
ある人が息子の話をしてくれました。現在は就職して
3年目になる息子が、16歳のときに街でバイクを盗み、
それを乗り回して警察に補導されたという話です。
とても素直ないい子だったのに、親として
大変ショックを受けたと話してくれました。
彼女はその時期、息子のことを心配し、
大変悩んだようです。思春期も他の離脱のときと同じく、
親子とともに痛みのともなう時期と言えるでしょう。
しばらく時期が経過して、彼女は息子に聞いたそうです。
「なぜあんなことをしたの?」。
息子は「わからない」と答えたそうです。
「そのときのことはよく覚えていない」と。
ごまかしているというより、
本当に記憶にもやがかかったようだったと彼女は言います。
これは一例ですが、これとよく似た話をよく聞きます。
そして、その時期が過ぎると子どもたちは、
ケロッとそのことを忘れ、進学したり就職したりと、
平和な日々へと戻っていくのです。
もやの中で行われる問題行動が、できる限り、
ケロッと忘れられる程度の悪さにとどめられるようにしたいものです。
思春期の入り口は10歳ぐらいでしょうか。それから8年。
後半は特に、子どもにとって大きなサポートが必要な時です。
ところが難しいのは、子どもがそのサポートを拒絶することです。
必要であるにもかかわらず拒絶する
―――思春期とはそんな時期なのです。
「子どもの心のコーチング」より抜粋

それまで子どもは、親の人格に寄り添って生きてきました。
そしてこの時期から、子どもはひとりの人としての
人格を作り上げるために、徐々に親から離れ始めます。
特に中学生、高校生になる頃は、
親と自分の存在を完全に切り離し、
自分個人の人格を確立し始める時期です。
この時期、子どもたちは、
大変憂鬱で不安の中を生きています。
親との距離をどんどんあけてはいても、
個人としての価値を確立できているわけではありません。
子どもにとってはこの時期、
その存在価値に空白のときができるのです。
思春期はそんな時でもあると、私は考えます。
この空白のときにおいて、
特にピークは16〜17歳であるように思いますが、
子どもの記憶も空白になることが多いようです。
私自身も含めて、この頃の記憶になぜか、
もやがかかったようになっている話をよく聞きます。
自分のどろどろとした内面の葛藤を、
思い出したくないからでしょうか。
ある人が息子の話をしてくれました。現在は就職して
3年目になる息子が、16歳のときに街でバイクを盗み、
それを乗り回して警察に補導されたという話です。
とても素直ないい子だったのに、親として
大変ショックを受けたと話してくれました。
彼女はその時期、息子のことを心配し、
大変悩んだようです。思春期も他の離脱のときと同じく、
親子とともに痛みのともなう時期と言えるでしょう。
しばらく時期が経過して、彼女は息子に聞いたそうです。
「なぜあんなことをしたの?」。
息子は「わからない」と答えたそうです。
「そのときのことはよく覚えていない」と。
ごまかしているというより、
本当に記憶にもやがかかったようだったと彼女は言います。
これは一例ですが、これとよく似た話をよく聞きます。
そして、その時期が過ぎると子どもたちは、
ケロッとそのことを忘れ、進学したり就職したりと、
平和な日々へと戻っていくのです。
もやの中で行われる問題行動が、できる限り、
ケロッと忘れられる程度の悪さにとどめられるようにしたいものです。
思春期の入り口は10歳ぐらいでしょうか。それから8年。
後半は特に、子どもにとって大きなサポートが必要な時です。
ところが難しいのは、子どもがそのサポートを拒絶することです。
必要であるにもかかわらず拒絶する
―――思春期とはそんな時期なのです。
「子どもの心のコーチング」より抜粋

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