「コントロールする」 12/7(土)
先日、内心「この子たちをコントロールしてやって!」
と切に願う体験をしました。それは日常的な、
誰もが目にするような一場面です。
あるスーパーでの出来事です。
30代半ばの母親が、7歳と5歳ぐらいの男の子を
連れて買い物をしています。二人の男の子は、
スーパーの中で追いかけっこをして騒いでいます。
追いかけるのに夢中で、他のお客さんに
ぶつかってはひんしゅくを買っています。
母親はと言うと、気のない言い方で、
しかも子どもたちを見ることもなく、
「静かにしなさい」と小声でつぶやきます。
明らかに、この子たちを静かにさせるのは
ムリだと思っている様子です。
私はしばらく眺めていました。
私のぶつかってくることを期待しながら。
ぶつかってきてくれれば、
この二人に話すチャンスがつかめます。
ところが、二人はぶつかる相手を間違えました。
彼らがぶつかったのは、私と同じくらいの年齢の女性。
「ここは公園じゃないのよ!!走り回るのはやめないさい!」
と荒々しく言い放ちます。
母親は気づいていないフリをして買い物を続けます。
すると子どもは、おどけた調子で、
まるでその女性をからかうかのように、
彼女の言葉をまねて見せました。
「こうえんじゃないのよ!はしりまわるのはやめなさい!」
私はこの瞬間、思いました。もしそれが私の子どもなら、
とっくの昔にお仕置きされていると。
他人に対してそんな失礼な態度をとるまえに、
子どもは抑制されるべきなのです。
親によって抑制されるプロセスで、
子どもは自分をコントロールすることを学びます。
まず驚いたのは、子どもがこれほどのことをしてても、
親が知らぬふりができるということです。
同時に思ったのは、きっとこのお母さんは、
子どもを静かにさせる方法を知らずにここまで育ててきて、
今この状態にうんざりしているだろうなということでした。
空白の時期まで、誰にもコントロールされず、
自分をコントロールすることを学ばないまま
大きくなった子どもは無防備です。
まるで、ガラス食器のお店に飛び込んでいく暴れ牛のようです。
自分を傷つけ、まわりを傷つけてしまいます。
子どもが大きな傷を負うまえに、親の手で、
たとえ小さな痛みがともなうとしても、
私たちは子どもにどう振る舞うべきかを教えなければなりません。
子どもを自立させるというのは、
人生を幸せに導くために必要な要素を、彼らに学ばせることです。
それは皆、知っていて当然のことではなく、親が子どもから
引き出さなければならない智慧なのです。
教えなくても、彼らはおっぱいを飲みました。歩き出しました。
話し始めました。あらゆる能力を発揮してきました。
それは、その能力を発揮する環境が整っていたからです。
環境が子どもの力を引き出しました。
そして引き続き、私たち親は、彼らが大人へと
育っていける環境を作ってやらなければなりません。
「子どもの心のコーチング」より抜粋

と切に願う体験をしました。それは日常的な、
誰もが目にするような一場面です。
あるスーパーでの出来事です。
30代半ばの母親が、7歳と5歳ぐらいの男の子を
連れて買い物をしています。二人の男の子は、
スーパーの中で追いかけっこをして騒いでいます。
追いかけるのに夢中で、他のお客さんに
ぶつかってはひんしゅくを買っています。
母親はと言うと、気のない言い方で、
しかも子どもたちを見ることもなく、
「静かにしなさい」と小声でつぶやきます。
明らかに、この子たちを静かにさせるのは
ムリだと思っている様子です。
私はしばらく眺めていました。
私のぶつかってくることを期待しながら。
ぶつかってきてくれれば、
この二人に話すチャンスがつかめます。
ところが、二人はぶつかる相手を間違えました。
彼らがぶつかったのは、私と同じくらいの年齢の女性。
「ここは公園じゃないのよ!!走り回るのはやめないさい!」
と荒々しく言い放ちます。
母親は気づいていないフリをして買い物を続けます。
すると子どもは、おどけた調子で、
まるでその女性をからかうかのように、
彼女の言葉をまねて見せました。
「こうえんじゃないのよ!はしりまわるのはやめなさい!」
私はこの瞬間、思いました。もしそれが私の子どもなら、
とっくの昔にお仕置きされていると。
他人に対してそんな失礼な態度をとるまえに、
子どもは抑制されるべきなのです。
親によって抑制されるプロセスで、
子どもは自分をコントロールすることを学びます。
まず驚いたのは、子どもがこれほどのことをしてても、
親が知らぬふりができるということです。
同時に思ったのは、きっとこのお母さんは、
子どもを静かにさせる方法を知らずにここまで育ててきて、
今この状態にうんざりしているだろうなということでした。
空白の時期まで、誰にもコントロールされず、
自分をコントロールすることを学ばないまま
大きくなった子どもは無防備です。
まるで、ガラス食器のお店に飛び込んでいく暴れ牛のようです。
自分を傷つけ、まわりを傷つけてしまいます。
子どもが大きな傷を負うまえに、親の手で、
たとえ小さな痛みがともなうとしても、
私たちは子どもにどう振る舞うべきかを教えなければなりません。
子どもを自立させるというのは、
人生を幸せに導くために必要な要素を、彼らに学ばせることです。
それは皆、知っていて当然のことではなく、親が子どもから
引き出さなければならない智慧なのです。
教えなくても、彼らはおっぱいを飲みました。歩き出しました。
話し始めました。あらゆる能力を発揮してきました。
それは、その能力を発揮する環境が整っていたからです。
環境が子どもの力を引き出しました。
そして引き続き、私たち親は、彼らが大人へと
育っていける環境を作ってやらなければなりません。
「子どもの心のコーチング」より抜粋

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