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「人生は自分次第である」 12/16(月)
 先日、小さなお子さん連れの来客がありました。
4歳ぐらいの女の子は、テーブルにあるお菓子に目をとめ、
お母さんに何かささやきます。


 お菓子が欲しいんだろうなと思いましたが、
何も言いませんでした。そのお母さんは、
お子さんを励ましている様子です。


 女の子は「お菓子下さい!」と私に声をかけます。
彼女が自分の力で、欲しいものを手を伸ばした瞬間です。
私はにっこり笑って「どうぞ召し上がれ」。
彼女は欲しいものを手に入れました。


 娘が小さかった頃、子供向けのイベントで配られる
ちょっとしたものや、飾りつけに使われている風船など、
さまざまなものを欲しがりました。


 「お母さん、もらってきて」と言う子どもに、
「あなたが言ってお願いしてごらんなさい。
欲しいのはあなただから」
とよく子供を後押ししたものです。


 見守りながら待っていると、
子どもは欲しいものを手に入れて意気揚々と帰ってきます。


 私が子どもにかわって、彼女の欲しいものをもらいに
いかないのは、子ども自身が何かを求め、その思いが
直接的に彼女の手に返ってくる実感を体験させるためです。


 もちろん、ほしいものが手に入らないこともたびたびです。
それでいいのです。それもひとつの反応です。とにかく、
自分が動けば何かの反応が返ってくることを、
たくさん体験させました。


勉強にしても同じです。
娘は中学を受験し、高校までの6年間をその学校で過ごしました。
中学に入学して最初の試験の成績は悲惨なものでした。
学校から「本学園の生徒にふさわしくない成績」との、
親にあてた手紙つきです。


 私は成績表と手紙に目を通すと、「あらま!」と一言。
「これ3枚たまると退場(退学)になるの?」と一緒に笑い、
試験結果の話は終わりました。


 学校では実力試験のたびに、主要科目に関して
750人中上位100人が発表され、
親にもプリントが配られます。


 娘はまもなく、いくつかの科目で、上位100人の常連になりました。
もちろん、科目によっては地を這うような成績もありましたが、
それでいいのです。


 娘は、自分が何が得意で何が不得意か、
何をすれば成績という結果がどのように返ってくるかを、
自分の手で確認しながら進みました。


 親の干渉を交えずに、しっかりと自分の手で、
現実を受け取ることができたのです。


 人生は自分次第です。
私たちの言動に対して、世の中は必ずなんらか反応を
返したてくれます。欲しいものに手を伸ばしたときに
欲しいものを与えられる。欲しいと言っても与えられない。
勉強したら成績が上がった。
勉強したのに思ったほど成績が伸びない――。


 欲しいものに手を伸ばすときの伸ばし方も、テーマのひとつです。
どんなやり方をすると上手く行くか。何をやると上手く行かないか。
子どもは、自分で考え、自分の感覚で学んでいきます。


 その基本を体で理解している人は、
自分の人生をよりよくしようとすることに意欲を燃やします。
自分次第でよくなることを知っていますから。
同時に自分から働きかけなければ、
何も起こらないこともよく知っています。


 ところが、自分から働きかける機会を与えられなかった人は、
人生が自分次第であることを学びません。四六時中、
親からの干渉にさらされると、自分で考えることをあきらめます。


 「18歳を過ぎたら自分の人生」。18歳を過ぎても、
親の付き添いを断らない子どもがいたら、
親は自分の育て方のどこかがかけていたと判断してもいいかもしれません。
人生は自分次第であることを学んではいないのです。


「子どもの心のコーチング」より抜粋
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12:11, Monday, Dec 16, 2013 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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