≪ 「異質なものを受け入れる」 12 ..  ¦ トップページ ¦ 「罪悪感を手放す」 12/24(火) .. ≫


「親は子どものコーチになる」 12/23(月)
 自分は親として完璧ではないと悩む人がいます。
「愛すること」「責任」「人の役に立つ喜び」をその通り
教えようとすると、かなり人間性が豊かで、人として、
親として完璧でないといけないと考えるようです。


 もちろん、人として人間性が豊かであれば、
それに越したことはありません。
人間性の豊かさによって理想の子育てができれば、
そんな素晴らしいことはありません。


 でも、私も含め誰もが、素晴らしい面も持ち合わせている
と同時に、どうしようもない欠点だらけの人間です。
人間性の豊かさや人格の高さが子育ての鍵だと言われたら、
もうどうしようもありません。親失格です。
だからこそ、親に、子どもにとっての「コーチ」
になることを進めています。


 私たちひとり一人はまるで、一粒の種のようなものです。
種の中には、発芽、成長、開花、結実のすべての可能性が
プログラムされています。たった一粒の種から、
何年もかけて大木へと育ち、そのプロセスで多くの実を
生み出す驚異の能力を秘めています。


 ただし、大木へと育つためには、そのために環境が必要です。
種がどんなに可能性を秘めていても、水が一滴もない砂漠のような
環境では発芽することはできません。

まったく光のあたらないところでは、
発芽しても大きく育つことは無理でしょう。
可能性を秘めたすべての人間には、能力を開花させ、
結実に至らせる「環境」必要なのです。


 子どもは一粒の種です。彼らは完璧にプログラミング
されています。教えなくても息をするし、ご飯を食べるようになります。
歩きさえします。私たちは、自然が作った人間の素晴らしさを
信じる必要があります。何とかしようとしなくても、子どもたちは、
内蔵されているプログラムにしたがって成長していくのです。


 問題は環境です。一粒の種が子どもだとしたら、「環境」は親です。
重要なのは、これが適切であるかです。
水が足りないと育ちませんが、多すぎても根腐れしてよく育ちません。
愛することひとつをとっても、まったく同じです。
人間形成において不可欠な要素でありながら、愛しすぎると、
愛さないと同じくらい子どもをダメにする結果になってしまいます。

 キーワードは、すべてにおいて「ほどほど」です、
愛しても、愛しすぎない。求めても、求めすぎない。
コーチとしてはその程よさが大切です。
子どもの人生に、生活に、入れ込み過ぎないことが、
コーチとして子どもの自立を援助する最高のスタンスでしょう。


 私たち親が適切な環境へと変化するとき、
私たちは親として優秀なコーチになれるのです。
あなたのお子さんにとっての環境、つまり親であるあなたは、
適切な環境でしょうか。


 私たちが客観的に子どもを見る目と冷静さを持ち、
子どもを自分の一部としてではなく、別の存在として
経緯を払ったとき、はじめて子どもの可能性を引き出せるのです。
それこそがコーチとしての在り方です。

「子どもの心のコーチング」より抜粋

15:02, Monday, Dec 23, 2013 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

■トラックバック

この記事へのトラックバックURL:
/blog21/blog.cgi/20131223150230

■コメント


■コメントを書く

名前:

メールアドレス(任意):
    

URL(任意):

この情報を登録する

内容:

パスワード(任意):

ヒューマンチェック(選択した計算結果を入力):