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「追うから逃げる法則」 1/4(土)
 ある日のことです。私と友人は、
どちらも子連れで街を歩いていました。
私の娘と、友人の上の子二人は小学生で、
3人でおしゃべりをしながら、
私たちの後をついてきます。


 問題は友人の歳の離れた末っ子です。
4歳のそのおチビさんは、先頭を歩きながら、
あるゲームを思いつたのです。


 彼女は、3メートルぐらい先の路地をさっと曲がります。
あわてた母親は走って追いかけ、捕まえてもとのみちに戻します。
母親のあわてる姿と、追いかける楽しみを彼女は満喫し始め、
通りの路地のすべてに曲がりこみます。
友人はクタクタです。手をつなごうとしても、
興奮した子どもは手を離して先を走ります。


 いくつか目の路地を、やはりおチビさんは曲がりこみました。
「追わないで。そのままの速度でまっすぐ歩いて」
私たちはその路地を通り過ぎます。
おチビさんはあわてて私たちを追いかけてきます。
次の路地も曲がりましたが、お母さんは追いかけてはきません。


ゲームは終わり、私たちは静かにおしゃべりを楽しみながら
歩くことができました。追うから逃げるのです。


 人と人との交流は、相手から受けた刺激に対して、
それに合った反応をするように起こります。
母が私に安心を与えてくれたので、
私は劣等感を感じずに頑張ることができました。
おチビさんは、追いかけてくれる人がいないと、
追いかけっ子ゲームできません。


 人の心理には、それなりの法則性というものがあります。
人を育てるうえで、それを理解するのは大変重要なことです。


 それは何も、心理学などという難しい学問ではなく、
生きるうえでの知恵として、誰でも気づくことのできるものです。
どうしたらその知恵に気づけるのか。
それは、自分ならどうされたいのかを自分に聞いてみることです。


「子どもの心のコーチング」より抜粋
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10:31, Saturday, Jan 04, 2014 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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