「思春期は生まれたての赤ちゃん」 1/24(金)
思春期はどこか、生まれたばかりの
赤ちゃんに似ているような気がします。
思春期特有のわけのわからなさで、
キレたり、イライラしたり、泣いたり。
「どうしたの?」と聞いても、
本人さえ分からないこともあるのです。
それを「なぜそうなの?」と追及しても、
子どもを追い詰めるだけで何の役にも立ちません。
あるお母さんは、ついに言ったそうです。
「お母さんはどうしたらいいの?教えて」
息子の返事は「放っておいてくれ」だったそうです。
だからお母さんは「今はうるさく言わず見守っています」
といいました。
気をもみすぎずに、そうやってそっとしておくことも、
思春期の子どもにとっては優しい母親の抱擁なのかもしれません。
その息子は、クリスマスのプレゼントにと、
黒い手袋を買ってくれたそうです。
いつもコートのポケットに手を入れているお母さんを見て、
「手が冷たそうだから」と。
子どもの不安定さを苦にして、それをそのまま
受け止めずに何とかしようとするのは、
単に親の安心を求めているに過ぎません。
子どもの状態をそのまま受け取れば、
子どもは安心して、親に配慮することすらできるのです。
思春期は、赤ちゃんのときと同じように、いえ、
それ以上に理解に苦しむときです。
気質の違いだけではなく、
この頃特有のわけのわからなさにまわりは振り回されます。
振り回されるのは、まわりだけでなく、
本人もなのかもしれません。
「そうなんだ」とあるがままを受け止めて、
赤ちゃんのときにそうしたように、
ただ抱き取ってやることが必要なのかもしれません。
お母さんの腕は、居心地の悪さを癒す場所です。
そこにいるとき、子どもはただ安心して、
自分でいることができます。
そして、「これでいいんだ」
と安心して前進することができるのです。
「子どもの心のコーチング」より抜粋

赤ちゃんに似ているような気がします。
思春期特有のわけのわからなさで、
キレたり、イライラしたり、泣いたり。
「どうしたの?」と聞いても、
本人さえ分からないこともあるのです。
それを「なぜそうなの?」と追及しても、
子どもを追い詰めるだけで何の役にも立ちません。
あるお母さんは、ついに言ったそうです。
「お母さんはどうしたらいいの?教えて」
息子の返事は「放っておいてくれ」だったそうです。
だからお母さんは「今はうるさく言わず見守っています」
といいました。
気をもみすぎずに、そうやってそっとしておくことも、
思春期の子どもにとっては優しい母親の抱擁なのかもしれません。
その息子は、クリスマスのプレゼントにと、
黒い手袋を買ってくれたそうです。
いつもコートのポケットに手を入れているお母さんを見て、
「手が冷たそうだから」と。
子どもの不安定さを苦にして、それをそのまま
受け止めずに何とかしようとするのは、
単に親の安心を求めているに過ぎません。
子どもの状態をそのまま受け取れば、
子どもは安心して、親に配慮することすらできるのです。
思春期は、赤ちゃんのときと同じように、いえ、
それ以上に理解に苦しむときです。
気質の違いだけではなく、
この頃特有のわけのわからなさにまわりは振り回されます。
振り回されるのは、まわりだけでなく、
本人もなのかもしれません。
「そうなんだ」とあるがままを受け止めて、
赤ちゃんのときにそうしたように、
ただ抱き取ってやることが必要なのかもしれません。
お母さんの腕は、居心地の悪さを癒す場所です。
そこにいるとき、子どもはただ安心して、
自分でいることができます。
そして、「これでいいんだ」
と安心して前進することができるのです。
「子どもの心のコーチング」より抜粋

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