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「子どもの不安に耳を傾けましょう」 2/3(月)
 口先だけのなぐさめなどはいりません。
黙って、心穏やかに聞いていれば、
子どもは自然に自分の不安を打ち消す方向に向かいます。


 なぜなら、すでに人生を経験してきている親が、
穏やかに自分の不安に耳を傾けてくれていたら、子どもは自然に、
それほど不安を持つ必要もないかもしれないと気づくのです。


 別に言い方をすれば、
子どもが自分の不安を打ち消す方向に向かうまで、
黙って話を聞くのです。
子どもが自分の小説の次の章に進めるように。


 子どもが愛するがゆえに、
親は何とかしてやりたいと思って、
色々口を挟むのだという人がいるかもしれません。


 そうですね。
可愛いと思わなかったら、
口うるさく言うどころか、
子どもの存在を無視してしまうかもしれません。


 ここでいう「黙る」は、
何とかしてやりたいからこそ、
黙って子どもの話を聞くということです。


 子どもが何をどう感じているのかがわからないと、
「何とかしてあげる」ことができません。
子どもの感じ方を無視して何とかしようとすると、
それは単に、親の期待に向かって子どもを
誘導する行為でしかなくなってしまいます。


 黙るのは、イコール聞くことで、聞くことは
「あなたの話を聞くことは私にとってとっても大切なことです」
という、愛を伝える行動以外の何物でもありません。
鍵は本気です。


「子どもの心のコーチング」より抜粋
 

 
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18:18, Monday, Feb 03, 2014 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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