「好きだ」と言葉で伝えよう」 2/7(金)
子どもが可愛くないという人がいます。
なかには目に涙を浮かべてそういう人がいます。
自分の子どもが好きではないなどということに、
母性は耐えられないはずです。
あるとき、中学生になる息子が好きになれないと
いうお母さんがいました。「大嫌いだ」というのです。
子どもが小さいときから違和感があったが、
ますます嫌悪する自分がいるというのです。
ただ事ではありません。
理由はいろいろでしょう。
子どもは、それぞれの気質を持って生まれてはきますが、
それ以外は白紙です。その白紙状態の子どもを、
好きか嫌いかと判断するのは親自身です。
「自分に似ている」とか
「大嫌いだったお父さんに似ている」などと判断し、
その判断を通して子どもを見ますから、
結果として、子どもの嫌いなところを見てしまいます。
迷惑なのは子ども自身です。
つねに親から嫌い光線を送られては、
「自分は愛される価値のない人間だ」と思って
育っても仕方がないでしょう。
親の問題を着せられた、可哀想な子どもの出来上がりです。
子どもが嫌いで当たり前とせず、
何とかしたいと思っている人におすすめなのが、
まずは形から入ることです。
「まずは、好きだと言ってみてください」
ストレートに「好きだ」と表現されることに
抵抗する子どもはいません。
「好きだ」と言うことは、親にとっては大変な冒険です。
無防備に自分の心をさらけ出すのですから、
簡単ではありません。
でも、だから「好きだ」には力があります。
親が無防備になっているとき、親自身の心にも、
子どもの対する「好きだ」が広がっていくのです。
「好きだ」と、言葉で伝えてみてください。
「子どもの心のコーチング」より抜粋
なかには目に涙を浮かべてそういう人がいます。
自分の子どもが好きではないなどということに、
母性は耐えられないはずです。
あるとき、中学生になる息子が好きになれないと
いうお母さんがいました。「大嫌いだ」というのです。
子どもが小さいときから違和感があったが、
ますます嫌悪する自分がいるというのです。
ただ事ではありません。
理由はいろいろでしょう。
子どもは、それぞれの気質を持って生まれてはきますが、
それ以外は白紙です。その白紙状態の子どもを、
好きか嫌いかと判断するのは親自身です。
「自分に似ている」とか
「大嫌いだったお父さんに似ている」などと判断し、
その判断を通して子どもを見ますから、
結果として、子どもの嫌いなところを見てしまいます。
迷惑なのは子ども自身です。
つねに親から嫌い光線を送られては、
「自分は愛される価値のない人間だ」と思って
育っても仕方がないでしょう。
親の問題を着せられた、可哀想な子どもの出来上がりです。
子どもが嫌いで当たり前とせず、
何とかしたいと思っている人におすすめなのが、
まずは形から入ることです。
「まずは、好きだと言ってみてください」
ストレートに「好きだ」と表現されることに
抵抗する子どもはいません。
「好きだ」と言うことは、親にとっては大変な冒険です。
無防備に自分の心をさらけ出すのですから、
簡単ではありません。
でも、だから「好きだ」には力があります。
親が無防備になっているとき、親自身の心にも、
子どもの対する「好きだ」が広がっていくのです。
「好きだ」と、言葉で伝えてみてください。
「子どもの心のコーチング」より抜粋
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