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「うっかりミスは…」 4/14(月)
子どものテストの答案を見て、
「うっかりミスがもったいないな」
と思った経験はありませんか。


ちょっとした計算間違いや、答えの書き間違え、
単位の書き忘れ、出題の意味の勘違い……。
どうすればこのミスを繰り返さずに、
今度から気をつけるようになるのでしょうか。


 「もったいないじゃないの!
今度は気をつけなさいよ」と言ったって、
うっかりするものは、仕方ありません。
別のやり方を考えない限りは、
同じミスを繰り返すことになるでしょう。


「どうやったらミスが減るのか、
ちゃんと自分で考えなさい!」
と怖い顔して迫るのも効果的ではありません。
叱られれば、頭が固まって考えられなくなるからです。


 問題は、本人がミスを減らしたいと思うかどうかです。
「今度は70点だったんだね。
あれれ、うっかりミスがなければ90点とれたかも
しれないね。ちょっと残念?」
こんなふうにニッコリして言ってみたらどうでしょう。


 20点も逃したのが惜しい、
90点取れたらよかったのに……と思えば、
対策を立てる気になるはずです。
そうなれば、この失敗がチャンスになります。
どうしたらうっかりミスが減るか、
いっしょに考えてみましょう。


 あわてずにゆっくり計算する。
問題をよく読む。最後に必ず見直しをする。
家でドリルを使ってミスを減らす練習をする。


 あれこれ案を出し合ってみて、
子どもが自分かで「これからはこうする」
と決めることがかんじんです。
もしもそれでうまくいかなければ、
また別の方法を試せばいいのです。


 お母さんに言われて仕方なくやるのと、
自分から方針を立ててやるのとでは、
今後の成果に大きな違いが出てくるはずです。


「子どもの『くじけない心』を育てる本」より

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16:30, Monday, Apr 14, 2014 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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