「生き物いじめ……」 4/30(水)
小さな子どもは、アリをつぶしたり、
蝶の羽をむしったりすることがあります。
お母さんから見ると「なんて残酷なの!」
と思うかもしれませんが、大人のほうがよほど残酷です。
実験のために犬やネズミなどを死なせたり、
ペットを捨てる人がたくさんいるために引き取り手のない
動物は薬殺処分になったり、鳥インフルエンザが
蔓延しているということになれば何万羽もの鶏が一度に
殺されてしまったりするわけです。
アリをつぶすのがいいとは言いません。
でも、「悪いことだよ」と叱るのではなく、
そこから学べるようにしてあげて欲しいのです。
「アリだって、生きていたよね。もし、あなたが恐竜に足を
踏みつけられたら、どうなのかなあ」って言ってあげたらいいと思います。
失敗を通して、相手の痛みがわかるようになるのです。
それでも、人間社会を見ると、日本はみんなぜいたくに
暮らしているけれども、世界では飢えで
死んでいくような子どもがたくさんいるわけです。
「残念だけど、まだまだ人間って、
そういうおかしなところがあるんだね。あなたが大人になったら、
そういう人が少しでも減るようにがんばってくれたらいいんだけどな」
そんなふうに話してあげたらどうでしょうか。
相手の痛みがわかること、そして人の役に立とうとすること、
それを子ども時代に繰り返し教えてあげて欲しいと思います。
「子どもの『くじけない心』を育てる本」より
蝶の羽をむしったりすることがあります。
お母さんから見ると「なんて残酷なの!」
と思うかもしれませんが、大人のほうがよほど残酷です。
実験のために犬やネズミなどを死なせたり、
ペットを捨てる人がたくさんいるために引き取り手のない
動物は薬殺処分になったり、鳥インフルエンザが
蔓延しているということになれば何万羽もの鶏が一度に
殺されてしまったりするわけです。
アリをつぶすのがいいとは言いません。
でも、「悪いことだよ」と叱るのではなく、
そこから学べるようにしてあげて欲しいのです。
「アリだって、生きていたよね。もし、あなたが恐竜に足を
踏みつけられたら、どうなのかなあ」って言ってあげたらいいと思います。
失敗を通して、相手の痛みがわかるようになるのです。
それでも、人間社会を見ると、日本はみんなぜいたくに
暮らしているけれども、世界では飢えで
死んでいくような子どもがたくさんいるわけです。
「残念だけど、まだまだ人間って、
そういうおかしなところがあるんだね。あなたが大人になったら、
そういう人が少しでも減るようにがんばってくれたらいいんだけどな」
そんなふうに話してあげたらどうでしょうか。
相手の痛みがわかること、そして人の役に立とうとすること、
それを子ども時代に繰り返し教えてあげて欲しいと思います。
「子どもの『くじけない心』を育てる本」より
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