「危ないからさわらせない」ではなく……6/30(月)
「危ないからさわらせない」ではなく「さわる工夫」
小学校で調理実習が始まるまで、一度も包丁を持ったことが
ない子どもがけっこういるようです。
もちろん、リンゴの皮なんてむけません。
「手を切るから危ない」というわけです。
ちょっとぐらい失敗したって、挑戦させたほうがいいのです。
お母さんが一緒にいる限り、指を落とすようなことは起こりません。
人参でも切っていて包丁がかすって血が出たら、
「失敗しちゃったね」と手当してあげればいいのです。
別に無理をして包丁を持たせて訓練する必要はありませんが、
子どもは基本的に、お母さんのやっていることに興味持つもの。
テレビでも、お料理番組などをたくさんやっているし、
子どもがやりたがったら、横でしっかり見守って、
カンタンなことからやらせてあげてはどうでしょうか。
最近では、子どもが持ちやすいように
工夫した小ぶりの包丁も出ています。
もちろん、同じ料理にしても、お母さんのいないところで
天ぷらを揚げる、なんていうのはあまりに危険です。
大きなケガをするとか、火事を起こすとか、
そういう命の危険があるようなことは、
しっかり見極めて止めなければいけません。
そこは大人の判断です。
けれども、熱いコップに手を伸ばそうとしたときに、
「やけどするからダメ!」と言うだけでなくて、
「これは熱いんだよ。気をつけてさわってごらん」
と教えてあげることは大事です。
子どもはそれで、本当に熱いな、
熱いものにさわるときは注意しないといけないな、
と学びます。
「包丁は危ないからさわっちゃダメ!」と言うのではなく、
「包丁は野菜だけでなく、手も切れちゃうんだよ。
だから、こうやって、気をつけてやってごらん」と、
扱い方を教えてあげればいいのです。
子どもがやりたがったら、危ないから何でもかんでも
止めるのではなく、少しずつ新しいことに
挑戦させてあげましょう。
「子どもの『くじけない心』を育てる本」より抜粋

小学校で調理実習が始まるまで、一度も包丁を持ったことが
ない子どもがけっこういるようです。
もちろん、リンゴの皮なんてむけません。
「手を切るから危ない」というわけです。
ちょっとぐらい失敗したって、挑戦させたほうがいいのです。
お母さんが一緒にいる限り、指を落とすようなことは起こりません。
人参でも切っていて包丁がかすって血が出たら、
「失敗しちゃったね」と手当してあげればいいのです。
別に無理をして包丁を持たせて訓練する必要はありませんが、
子どもは基本的に、お母さんのやっていることに興味持つもの。
テレビでも、お料理番組などをたくさんやっているし、
子どもがやりたがったら、横でしっかり見守って、
カンタンなことからやらせてあげてはどうでしょうか。
最近では、子どもが持ちやすいように
工夫した小ぶりの包丁も出ています。
もちろん、同じ料理にしても、お母さんのいないところで
天ぷらを揚げる、なんていうのはあまりに危険です。
大きなケガをするとか、火事を起こすとか、
そういう命の危険があるようなことは、
しっかり見極めて止めなければいけません。
そこは大人の判断です。
けれども、熱いコップに手を伸ばそうとしたときに、
「やけどするからダメ!」と言うだけでなくて、
「これは熱いんだよ。気をつけてさわってごらん」
と教えてあげることは大事です。
子どもはそれで、本当に熱いな、
熱いものにさわるときは注意しないといけないな、
と学びます。
「包丁は危ないからさわっちゃダメ!」と言うのではなく、
「包丁は野菜だけでなく、手も切れちゃうんだよ。
だから、こうやって、気をつけてやってごらん」と、
扱い方を教えてあげればいいのです。
子どもがやりたがったら、危ないから何でもかんでも
止めるのではなく、少しずつ新しいことに
挑戦させてあげましょう。
「子どもの『くじけない心』を育てる本」より抜粋

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