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「子どもに「ノー」と言わせる…」7/14(月)
「子どもに「ノー」と言わせる習慣が悪事を防ぐ」


「ノー」と言えない子どもが多いようです。
相手の誘いを断ることは、
その子を拒絶することだと思い込んでいるのです。


だから、一度断ったら、
もう仲間に入れてもらえないかもしれない、
と心配になります。


断られたときには相手にも事情があるように、
断るときだって自分の事情で断ってよいのです。
「今日はこういうことで行けないんだ。また、誘ってね」
と言えばいいだけです。


ところで、最近では、小学校のうちから、
ちょっとお酒を飲んでみないかとか、
タバコを吸ってみないか、なんて誘われる場合もあるようです。
万引きなども、たいていはグループになってやります。


万引きには三種類あるようです。
一つは好奇心から仲間とやってみるケース。
もう一つは、ほしいものがあって、
お金がないためにとってしまうケース。
最後は、わざと「悪い子」であることを
見せつけようとしてやるケース。


小学生だと、ほとんどが最初のケースです。
お酒やタバコでも、万引きでも、
上手に「ノー」と言えることは大切です。


あれこれ言いわけせずに、「やりたくないんだ」
「興味ないよ」と、ひと言で気持ちを言って、
サッとその場を離れるのが一番いいやり方。


何か心配なことがあったときには、
お母さんを相手にして断る練習を
してみるといいのではないでしょうか。


もちろん、同時に、お酒やタバコがどんなふうに体の悪いのか、
万引きがなぜいけないのかを、きちんと説明してあげることです。


「「子どもの『くじけない心』を育てる本」より抜粋

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06:34, Monday, Jul 14, 2014 ¦ 固定リンク ¦ 携帯