「嫌いな人間は『好きになれ』より…」7/21(月)
「嫌いな人間は『好きになれ』より、『つきあい方』を学ばせる」
「あの先生きらい。えこひいきするんだもん」
こんなふうに子どもが言い出したとき、それは大変、
どうにかしないと!と乗り出してしまう親は多いようです。
「そんなことないでしょう。あの先生だって、
いい先生なんだよ。あなたたちのこと思って
一生けんめいやっているんだから」
このように、なんとか先生と子どもを仲よくさせようとして
説得しようとするのです。
でも、無理して先生をかばう必要もありません。
かといって、「そうなんだよね。ほかのお母さんからも聞いたけど、
あの先生は評判よくないよ」なんて言うのは困りもの。
子どもはいよいよ先生に不信感を持つようになります。
子どもが先生を批判したときは、その批判に乗らずに、
「そうなんだ。あなたにはそう思えるんだね」
と言っておけばいいのです。
思うことは子どもの自由ですから。
小学校の六年間、子どもが大好きになるような
先生とばかり出会うとは限りません。
授業のやり方も、子どもたちとの接し方も
先生によってさまざまです。
子どもと合わない先生もいるでしょう。
学校だって、いわば世の中の縮図です。
すばらしい人とばかり出会うこと期待しても無理なのです。
むしろ、自分と合わない先生とどう付き合うのか、
その方法を学ぶことだって大切です。
「あなたがひいきされていないんだったら、お母さん、
そのほうがいいと思うよ。別の先生になったときに
ガックリしちゃうかもしれないしね」
「学校は担任の先生だけじゃないからね。
友だちもいるし、他の先生もいるし。
担任の先生が好きじゃないなら、ほどほどに
つきあっておくのもいいんじゃないかな」
きらいなものを好きになれといっても無理です。
けれど、きらいだから授業中にサボってもいいとか、
騒いでクラスに迷惑をかけていい、ということにはなりません。
それに、「きらいだ」と言っていた先生でも、
ちょっとしたことで「よくやったな」と認めてもらうと、
「やっぱり、あの先生、好き」なんていうこともあるのです。
「子どもの『くじけない心』を育てる本」より抜粋

「あの先生きらい。えこひいきするんだもん」
こんなふうに子どもが言い出したとき、それは大変、
どうにかしないと!と乗り出してしまう親は多いようです。
「そんなことないでしょう。あの先生だって、
いい先生なんだよ。あなたたちのこと思って
一生けんめいやっているんだから」
このように、なんとか先生と子どもを仲よくさせようとして
説得しようとするのです。
でも、無理して先生をかばう必要もありません。
かといって、「そうなんだよね。ほかのお母さんからも聞いたけど、
あの先生は評判よくないよ」なんて言うのは困りもの。
子どもはいよいよ先生に不信感を持つようになります。
子どもが先生を批判したときは、その批判に乗らずに、
「そうなんだ。あなたにはそう思えるんだね」
と言っておけばいいのです。
思うことは子どもの自由ですから。
小学校の六年間、子どもが大好きになるような
先生とばかり出会うとは限りません。
授業のやり方も、子どもたちとの接し方も
先生によってさまざまです。
子どもと合わない先生もいるでしょう。
学校だって、いわば世の中の縮図です。
すばらしい人とばかり出会うこと期待しても無理なのです。
むしろ、自分と合わない先生とどう付き合うのか、
その方法を学ぶことだって大切です。
「あなたがひいきされていないんだったら、お母さん、
そのほうがいいと思うよ。別の先生になったときに
ガックリしちゃうかもしれないしね」
「学校は担任の先生だけじゃないからね。
友だちもいるし、他の先生もいるし。
担任の先生が好きじゃないなら、ほどほどに
つきあっておくのもいいんじゃないかな」
きらいなものを好きになれといっても無理です。
けれど、きらいだから授業中にサボってもいいとか、
騒いでクラスに迷惑をかけていい、ということにはなりません。
それに、「きらいだ」と言っていた先生でも、
ちょっとしたことで「よくやったな」と認めてもらうと、
「やっぱり、あの先生、好き」なんていうこともあるのです。
「子どもの『くじけない心』を育てる本」より抜粋
