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「問い詰めるより、心配する気持ちを…」7/23(水)
「問い詰めるより、心配する気持ちを伝えたほうが悩みを聞き出せる」

このところ、子どもがなんだか元気がない。
ボーっと考えごとをしているみたいだし、
食欲もないみたいだ……。


こうなると、お母さんとしては心配でたまりません。
「何があったの?ちゃんと話しなさい。
学校でイヤなことでもあったの?」
必死で聞き出そうとするでしょう。


「別に、何でもないよ」と言われて、「あ、そう」
なんて引き下がれるものではありません。
「何でもないはずないじゃない!
何かあったんなら、ちゃんと言って」
と、ますます問い詰めることになります。


けれど、子どもだって落ち込むことはあるし、
小学校高学年ぐらいになれば、
何でもかんでも親に話すとは限りません。
それが成長というものです。


「あなたにも悩みがあるんだね、
お母さんにできることはある?」
まずは、そんなふうに声をかけておけばいいのではないでしょうか。
「そっとしておいて」なんていうかもしれません」
しばらくそうっとしておくうちに、
子どもなりに解決することも多いものです。
いよいよ心配だとなったら、お母さんの気持ちを言うことです。


「このごろ元気がないみたいだから、お母さん、心配なんだ。
話してくれたら、手助けすることがきっとあると思うんだけど」
「ご飯を残したり、夜もあんまり眠れないみたいで、
お母さん、すごく心配になっちゃったんだけど……。
どうしたのか、話してくれるとうれしいな」


話せば何か役に立つと思えば、子どもは話すでしょう。
そのためには、きっとこうだと決めつけたり、
無理に問い詰めたりしないことなのです。


「子どもの『くじけない心』を育てる本」より抜粋

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05:25, Wednesday, Jul 23, 2014 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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